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2021年9月24日(金)
テラスを歩いていると、泣いているお友だちの声が聞こえてきました。どうやら、転んでしまって、足をぶつけてしまったようです。

保育者が近づいて事情を聴くと、一緒にいたK君が教えてくれました。

K君「おれが最初に転んで、後ろから来たEちゃんも転んだ。おれのせいでEちゃん転んじゃった・・・」
保育者「そうだったんだね。教えてくれてありがとう。ぶつけたところ冷やすから職員室の前まで来れる?」
Eちゃん「うん・・・」

Eちゃんが足を引きずって歩いていると、K君が肩を貸してくれていました。
近くにいたHちゃんも心配して、職員室に行って冷やしたタオルを取りにいき、職員室前にきたEちゃんにすぐに渡してくれました。
K君に私から「担任の先生に伝えられる?」と言うと、担任保育者に事情を伝え、担任も心配して駆けつけてくれました。
 「自分のせいで転んじゃったかも」というK君と、「K君のせいじゃない」というEちゃん。Eちゃんのために、心配して動いてくれたことが嬉しい様子でした。

 ケガも大きなケガではなく大丈夫でした。
 保育者の指示を待つだけではなく、目の前で問題が起こった時に自分なりに考えて行動する姿が素敵だなと感じました。
2021年9月24日(金)
 9月6日にお知らせした年中さんの“探検隊”の続編です。年中の子ども達は、9月6日以来、園庭に設定された難関を遊びの時間にも挑戦していく姿があります。一つ一つの難関をこえるのも、最初は、ドキドキだった子も、自分なりに目標を立てて挑戦していく姿が見られていますよ。できるようになった子は、よりスムーズになるように何度も繰り返し取り組んだり、よりカッコよくこえることにこだわって挑戦しています。
 ”スーパー探検隊”からもらった、「*たんけんかーど」にスタンプもたくさん集まってきましたよ。*難関に挑戦すると先生からスタンプがもらえます。

クラスで探検隊グッズを作ったりと”探検隊になる事”にも楽しさを感じている子どもたちです。

 今日は園庭で、“スーパー探検隊”から教えてもらった「ジャングルぐるぐる」というダンスを、年中組みんなで踊りました。全身を使った動きや「はい!はい!はい・はい・はい!!」と大きな掛け声で見ている側も楽しくなってしまう素敵なダンスでしたよ。
2021年9月22日(水)
年長組は各クラス、リレーでどうやったら勝てるかを話し合っています。
数日に一度やってくる5クラス対決に向けて、自分たちの知っているリレーの知識を出し合って、クラスで共有していきます。

 作戦の中には大きく分けて「走り方」「走る順番」「練習の方法」「走るうえでの気持ち」が話題の中心となっています。クラスの問題点を出し合ったり、頑張っている仲間を認めたりと、クラスの仲間の事を意識しての発言も増えていきます。

 あるクラスの後ろで、話し合いを聞かせてもらっていると、クラスで意見が割れる場面に出会いました。するとY君という男の子が「○○ちゃんの気持ちはわかるよ。でも、こっちの気持ちだってわかってほしい!」と言いました。その言葉を聞いて、私はとても感心してしまいました。“相手の気持ち、思いに共感しつつ、自分の意見も聞いてほしい”という願いをしっかりと相手に伝えているのです。
 
 神明幼稚園では“話し合い”を大切にしていきたいと考えています。それは、集団の中で、心地よく過ごしていくために、みんなで生活を創り出していく営みの根幹に、“話し合う”ことが必要だと考えるからです。私たち大人は、子どものお手本となるような対話が出来ているでしょうか。子どもたちの姿から、私たち大人が教えられることもたくさんあるように感じています。
2021年9月21日(火)
「どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみも 吹き飛ばせ」

 宮沢賢治の『風の又三郎』の最初はこの有名なフレーズから物語が始まっていきます。私は、宮沢賢治が好きで、神明宮の駐車場の木に実った青いクルミの実をみるとついつい、口ずさみたくなってしまいます。

 幼児期には具体的な体験が重要になる事は言うまでもありません。それと合わせて、好きな文学作品や、絵本に出会うことで、心象風景がより豊かになることがあります。現実世界と文学作品などの世界をつなげ合わせながら想像力をより豊かにしていくのです。
*テレビばかり見て空想の世界ばかりが膨れ上がることはおすすめできません。

 神明幼稚園では、図書の部屋に約3000冊以上の絵本や文学作品、図鑑が所蔵されています。年長さんになると週に一度、図書室で本を1冊選んでかりて家に持ち帰ることができます。

 毎回新しいお話をかりる子、同じシリーズの本をかりる子、同じ本を何度もかりる子、生き物に興味をもって、生き物の本をかりる子など、自分の興味に沿って絵本を選んでいく姿があります。

 幼児期に自分のお気に入りの一冊と出会えた子は幸せな子どもだなと感じます。子どもたちが、良質な文化と出会えるように保育者も、日々の読み聞かせや、教室内の絵本の設定、図書の時間の子どもとの対話を大切にしていきたいと思います。
2021年9月17日(金)
 神明幼稚園では、保安の先生がバスを運転しています。“バスの先生”ではなく、“保安の先生”なのです。

 バスの安全運転をしてくださっているのはもちろん、バスの運転の時間以外にもたくさんのお仕事をしてくださっています。
 時には、子ども達の遊具を作り、時には、子ども達がお世話をしやすいように畑の整備をしてくださり、時には、行事のための準備をし、時には、園内の壊れたモノを修理し、時には屋根に登って、屋根の落ち葉掃除までしてくださっています。

 まさに、子どもたちの“安全を保つお仕事”をしてくださっています。
 保安の先生が、お昼になると職員室へと給食を食べに来ます。そのことを知っている子どもたちは保安の先生に遊んでもらおうと職員室に訪れて、職員室が賑やかになります。子どもたちが来ることで、保安の先生も嬉しそうです。

 神明幼稚園では、各クラス保育者、保安の先生、事務室、フリー職員、子どもランド担当、みんながチーム幼稚園として、「みんながみんなの先生です」という理念を掲げています。
2021年9月16日(木)
年少・こやぎ組の子どもたちが園庭の隅っこで、剣や懐中電灯をもってかっこよく警察に変身して、お化け探しをしていました。

保育者「お化けどこかしらー!?」
Sちゃん「先生!お化けを見つけたよー!!」(保育者の頭の上を指さす)
保育者「えー!どこどこ!?」
Sちゃん「クモの巣お化け!」
保育者の頭上にクモの巣がかかっていました
保育者「ぎゃー!!(本気で驚く)やっつけて!!」
子ども達と保育者で持っていた剣で、頭上のクモの巣を崩します。
H君「ここにもクモの巣お化け!!」(地面付近の茂みにあるクモの巣を見つける)
子ども達「やっつけよー!!」(クモの巣を崩していく)
保育者「ふー!危なかったね!」
子ども達「もっとクモの巣お化けやつけるぞー!」
勇んでクモの巣お化け退治に出掛けていきました。

 ごっこ遊びを保育者や友だちと一緒に楽しむ中で、少しずつではありますが、共通のイメージや言葉を楽しむ姿が見られるようになってきました。今回は、“クモの巣をお化けに見立てる”という共通認識を楽しんでいました。
 ごっこ遊びの中でイメージを共有するという事は、大人が思っている以上に難しい事です。頭の中で描いた風景を人に伝えるということは、大人でも難しいですものね。

保育者は、年少さんならではの自由なイメージを大切にしつつ、友だちと共通のイメージを楽しめるように、場所を整えたり、共通の道具を用意したり、子ども同士のイメージが繋がるような架け橋役として遊びの中での援助を模索して関わっています。
2021年9月15日(水)
年中さくら組の飼育動物であるウサギのさくらちゃんは、神明で1番の高齢ウサギです。
最近は体調も良くなく、介護状態となっております。
立っていることも難しく、前足のみで体を動かしています。
以前から、目も見えなくなっていました。
年少さんがお部屋の前を通る時にも「死んでる?」と確認してくるほど、やはり、他のウサギさんとは様子が違うのです。

それでも、体を動かそうとしたり、餌を一所懸命に食べています。命ある限り生きようとする姿勢には、さくらちゃんの生命力を強く感じるのです。

神明幼稚園は、飼育動物だけでなく、自然の中で生活していた虫やザリガニ、トカゲなど様々な命と向き合う機会があります。
私たち人間は、愛玩として生き物を飼います。しかし、命ある生き物を飼うからには、生死と向き合う必要があるのです。さくらちゃんが教えてくれることは、たくさんあるのではないでしょうか。

すべての命に思いを馳せて向き合うことは難しいかもしれませんが、生き物の命に思いを馳せて、気づいたり、考えたりする経験ができるといいなと思います。

保育者も、子ども達に何が伝えられるか。どのように伝えていくかを考えながら、関わっていきたいと思います。
 
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