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2020年7月20日(月)
鶏小屋のことは度々お知らせしていますが、もう一羽、雄鶏さんをいただいていました。環境の変化に馴染めなかったようで、ずっと高木に留まったままで、下で餌を食べている様子は誰も見たことがありませんでした。多分空腹で下に落ちてしまったようで、瀕死の状態でした。撒餌を食べることが出来、何とか一命はとりとめましたが、しばらくは下で生活せざるを得ず、雌鶏たちに追いかけられていました。日に日に元気になり、ヒヨコが上れる「三角お屋根」まで上れるようになりました。母鶏は「育児期間」を過ぎたようで、子離れし、卵を産むようになりました。見放されたヒヨコは、今度は雄鶏にせがんで羽の下に入れてもらっています。雄鶏は翌日から、雌鶏に追いかけられることが少なくなってきたのも不思議です。
写真は、雄鶏の羽の下に入れてもらい、顔を出しているヒヨコ
今年は「コロナ禍」で、年長さんの活動は、電車に乗っての遠足は無し、プールも無し、カレー作りは延期、サマースクールの宿泊も同じ形ではできない、夕涼み会も無し、こども祭りも無し………無いない尽くしで、「年長さんの力の発揮のしどころ」がほとんど持てないできました。そこで一学期最後の「年長さん主導のイベント」として、年長さん企画の「夕涼み会=お祭り=夜店ごっこ」をしました。
「こんなお店があったら楽しいじゃない?」「それいいね!」と分散登園の時から話し合い、力を合わせ、分業分担もして準備しました。
年長さんのテラスには提灯に灯りを入れて雰囲気作り。この日年長さんだけ浴衣・甚平OK。盆踊りの舞台・食べ物(模造です)のお店・景品がもらえるゲームコーナー・魚釣り・虫屋さん(カブトムシやカナヘビなど生き物に触ることが出来る)・回転寿司・お化け屋敷など盛り沢山、時間が来ると各お部屋でブラックライトや懐中電灯で花火大会、さらに送迎電車まで走っています。
短い期間の一学期でしたが、知恵と力を合わせて「お祭りの夜店」を作り、年中・少さんに楽しんでもらうことが出来たことを、次の活動への確信にしたいと思います。
写真①は、年少さんを乗せた送迎電車
写真②は、ブラックライトの花火大会
写真③は、回転寿司のレーン
写真④は、昆虫・生き物をさわれるお店
6月20日過ぎから、夕方になると母鶏は高い枝に上って、ヒヨコが下で「お母ちゃん!お母ちゃん!」と啼き叫ぶのに対して、「上っておいで、上っておいで」と「クー、クー」と啼いていたことはお伝えしました。ヒヨコは物伝いに途中まで上りましたが枝の余りの高さに「出来ない!出来ない!」と啼き続けて、母鶏は仕方なく下に降りて羽の中にヒヨコを入れて寝ることが毎日続いていました。ところが、ところが、7月11日の夕方には、なんと上の枝にチョコンと留まっているではありませんか!!「ヤッタネー!スゴイゾ!」。
母鶏が「ここまでおいで」と辛抱強く励ますこと、ヒヨコが「出来ない」と言いながらも挑戦すること、「刷り込まれた動物の本能」と言ってしまえばそれまでですが、それ以上の「母子の強い愛情の力」を感じました。
※写真の真ん中の黒い鶏は、当初仲が良くなかったおばあさん鶏です。
6月30日、早いもので今年も半年が過ぎました。
神明宮では、半年間の暮らしの様々な中に積もった「ケガレ」を大元から祓い去るオコナイ(大掃除に例えられる)によって、産まれた時の様な「元気(ゲンキ)」に立ち還ろうとする「夏越しの大祓い(ナゴシのオオハライ)」が行われました。
この半年間のその半分の3月~6月は、「新型コロナウィルス」の感染拡大を防止するために、それ迄当たり前に行っていた生活の全てで、制限や変容が求められました。幼稚園は卒園・終了式を終えて、入園・進級式も行えずに長期の休業という、「天から降ってきた」様な嘗て経験したことの無い突然の困難に直面しました。
人間はその大小を問わず、災厄に出会う度に様々な事に気づき賢明になるものですが、今回の「新型コロナ」との出会いも、老若男女を問わず、家族・地域・国民・全世界の人々の連帯と英知が問われ、そしてそれを増し強めることになるに違いありません。なぜなら21世紀の今日、私たちは賢くなり、思いやりの心も持ち、「世界は一つ」の方向に前進しているのですから。
「新型コロナ」との闘いは始まったばかりで、人間が勝利するには、しばらくは、生活のあらゆる分野で学び合い・工夫努力し合うことになるでしょう。勝利の後振り返った時に、どのような私たち・どの様な世界になっているか、「賢明で平和な世界」に近づいているであろうことを確信と期待をしています。
6月の30日(晦日)は、半年に一回の大祓い(おおはらい)で、神明宮の参道には大きな茅の輪(ちのわ)が設置されます。園児は保育者とともに茅の輪を「はらえたまえ・きよめたまえ・さきわえたまえ」と称え言葉を言いながら、左・右・左とぐるぐると回ってから神社に向かいます。
人々の切なる願いにより昔から伝えられてきた、神社と関係した幼稚園ならではの行事です。今年は世界中の「コロナ禍」で、園児たちの身近に感染者は出ていないかもしれませんが、幼稚園はまだ全員が登園することが出来ていません。こども心にどのようなことを一番切実にお願いしたのかは判りませんが、この様な不安定な状態も、何かしら反映しているのではないかと思います。世界のコロナ禍が、一日も早く鎮静に向かいますことを願わずにはいられません。
チャボ親鶏とひよこをいただいたことは前に書きました。ひよこは母鶏がする通りにすぐにマネをして、餌をついばんだり水を飲んだりしていました。母鶏は餌の器からわざと餌を足で掻き出して、地面を突つくことを教えていました。
2日ほど前から夕方になると、母鶏は高い止り木に飛び上って、ひよこが「ピーピー」大騒ぎするのに対して、「クークー」という普段とは違った鳴き声をして、「羽を広げて羽ばたいて飛び上がってごらん!」「大丈夫、頑張れば出来るよ!」と励ましているように聞こえました。ひよこも小さな羽をグンと伸ばし広げたりしていましたが、まだ飛び上ることは出来ず、母鶏は仕方なく降りてきて、夜は甘えるひよこを羽の下に入れて眠ったようです。
写真は今日3日目、少し高い板の上までは飛び上って留まれるようになったところです。「這えば立て、立てば歩めの親心」と昔からよく言われますが(決して「早く育て」と言うのでなく)、親は子の育ちを無上の喜びとして、一生懸命なものなのですね。鶏の親子から教えられた一コマでした。
2020年6月16日(火)
中庭のビワの実がオレンジ色に熟してきました。16日、今年から新しくできた年中びわ組さんが「園長先生、びわ採っていい?」と聞きに来ました。「いいよ、緑色のとオレンジ色のとどちらが甘いかな?、そうかビワ色だな!」。担任が高枝切り鋏でビワを上手に切ると、「拍手!!」。自然からの初夏の甘いプレゼントでした。

今年は「裏年」の様で、ビワの個数は少なめです。全園児の口には入らないかもしれません。けれど今年新しくできたびわ組さんがビワを食べられないのでは、それこそ「意味ないじゃない?!」となってしまいそう。「とりあえず食べられて良かった!」です。

 
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