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2024年3月15日(金)
昨日、年長組の子どもたちが、(株)一富士フードサービスの自園給食を食べました。
朝から、園全体に給食調理のいい匂いが漂い、給食室の前では調理を見つめる子どもたちがいました。

年長組に給食が運ばれてくると、「いい匂い!」「早く食べたい!」と歓声があがります。今日は、配膳は給食の方が手伝って下さり、上手に配膳もしていました。
食べてみると、出来立ての給食に「おいしー!!」と喜ぶ子どもたちでした。

今日も年長の子どもたちは「今日も給食、食べたいなー」とつぶやいていました。

来年度からは、いよいよ自園給食の開始です。(株)一富士フードサービスの方々も連日、準備を進めて下さっています。年少さん・年中さんは、4月からの給食をお楽しみに!!
2024年3月13日(水)
今日は、年長さんのお別れ会でした。

卒園式と同じように年長さんが入場してくると、「○○ちゃーん!!」「○○くーん!!」と他学年から歓声があがっていました。他学年との交流があったことを改めて感じました。

お別れ会では、年中・年少より「たいせつな たからもの」を歌い、”言葉”のプレゼントもありました。素敵な歌詞に合わせて手話も披露し、気持ちのこもったプレゼントとなったようです。

年長さんからもお返しに「みんな ともだち」の歌と”言葉”が送られました。

その後は、保育者より「どろぼう がっこう」の劇をプレゼントしました。年少さんにとっては、少し怖かったかも!?申し訳ありません。

ホールでの会の後は、それぞれペアクラスのお兄さん・お姉さんに、モノのプレゼントもあったようです。
少しづつ、年中さん・年少さんも年長さんの卒園を意識し始めているように感じました。

そして、50年間近く幼稚園に給食を届けて下さっていた、多摩給食センターの給食も最後を迎えました。(※さくらっこの子は3月いっぱいまで多摩給食センターの提供があります)
理事長先生がお礼の花束を用意すると、年長の子どもたちからも「お手紙を書きたい!」という発言があり、花束とお手紙をプレゼントしました。多摩給食センターの方も、喜びと寂しさで涙を流されている姿が印象的でした。

改めて、色々な方に支えられて園を運営出来ていたことを感じます。多摩給食センター様、長い間大変お世話になりました。ありがとうございました。
2024年3月12日(火)
年少さんが、年中さんの部屋を見学にいったり、年長さんがお部屋の大掃除をしたり、年中さんが最後の体操をしたりと、年度末になってきていることを実感する日々です。
年長さんの卒園にあたっては成長を喜ぶとともに、さみしさも感じる日々です。とにかく、明るく、希望を込めて送り出していきたいと思います。
2024年3月8日(金)
 3学期も終盤となりました。
 これは、ひよこの担当職員が教えてくれたお話です。 

裏山で、ひよこ組の子どもたちが遊んでいました。ひよこ組のAちゃんが、「カマキリ!」と手の中にあるものを大切そうにひよこ組担当職員に見せます。その手に握られていたのは笹の葉っぱでした。ひよこ組の担当職員は、「この形をカマキリととらえたのだな」と考え、「わぁ、カマキリ!」と言いました。
 すると、裏山で遊んでいた年長組の男児が数名、大好きな虫の話題を聞きつけて、ひよこのAちゃんのところに「カマキリ!?」とやってきました。
Aちゃんは、手の中で大事に握っていたカマキリ(笹の葉)を見せました。
すると、それを見たE君、S君が「・・・・」と3秒くらい沈黙して、「おぉ」と言って、離れていきました。

 私は、この男児たちのことを元気溢れ、思ったことは何でも口にするタイプの人たちという印象を抱いていました。しかし、小さい組の子が笹の葉のことを「カマキリ」と言っていることを否定するのではなく、返答に困って沈黙したのです。私は、この沈黙を「やさしさの沈黙」だと感じました。何と答えたらいいかは、思いつかないけど、目の前の子の思いも大切にしなくてはいけない。そんな思いの沈黙だったのではないでしょうか。
 私が、その場にいたら「カマキリじゃないじゃん!!」と厳しく指摘する子どもたちの姿を想像してしまっていたかもしれません。
 
 普段、わんぱく、ハツラツとした子どもたちにも、しっかりと優しさや思いやりが育っていると思うと、嬉しくて、なんだかウルっとしてしまったのは、年長の子どもたちの卒園が近づいてきているからでしょうか・・・。

卒園式まで、あと1週間となりました。子どもたちとの日々を大切に過ごし、自信を持って送り出していきたいと思います。
 
2024年3月7日(木)
今日、こねこ組の前を通ると、保育者の前に行列ができていました。
何をしているのかな?とのぞいてみると、保育者がお医者さんになって、子どもたちを診察しています。

「せんせい!あしが いたいので みてください!」
「せんせい!おなかが いたい です!」
「せんせい!おもちゃが こわれたので みてください!」
「せんせい!まだ ですか!?」

保育者「はい はい ならんで まっていてくださいね」

ゆったりとした時間の中で、保育者を中心として遊びが進んでいる様子が微笑ましかったです。
年少さんのこの時期は、少しずつ、‶自分たちの遊び‶が成立してくる時期ではありますが、時には保育者が遊びのシンボルとなって「先生と遊ぶのが楽しい」という状況も良い時間だなと思います。

この時期の、子どもたちと保育者の空気感が共有されて、心地よく時間が流れている雰囲気に1年間の積み重ねを感じます。

園庭の自由遊びの時間に、年中の子どもたちと、年長の子どもたちが大勢集まっていました。
何をしているのかな?とのぞいてみると、年長組が中心になりながら鬼ごっこの「鬼決め」をしていました。

学年の隔てなく、色々な子どもが自然と集まって遊んでいる様子が素敵だなと感じました。
年度末は、年長組の子どもたちが良い見本となりながら、遊びが豊かに展開されます。
2024年2月29日(木)
今日は、年長組がドッチボール大会を行いました。
各クラスが、1位になるために一生懸命に取り組んでいました。
何よりも年長の子どもたちの変化を感じたのが、クラスを2チームにわけて対決を行ったのですが、試合をしているチームの事を待機しているチームの子どもたちが一生懸命に応援をしていることでした。
「クラスの事を自分事として捉えて行動する」という年長らしさがしっかりと現れていたように思います。
勝敗もありますが、一人ひとりの取り組みが素敵なドッチボール大会だったように思います。

遊びの時間の裏山での出来事。
裏山で、虫探しをしていたこぐま組(年少)S君。小さな幼虫が見つかったようです。
「せんせい!むしみつけたよ!」と私に教えに来てくれました。
私はこりす組(年少)の子と遊んでいましたが、手を止めて虫に見入っていると、一緒に遊んでいたA君が「むし、きもちわるい・・・」とつぶやきました。
すると、S君が「きもちわるくないよ。ぎゃくに かわいいよー」と言いました。
それを聞いてA君も”じーっ”と幼虫を見つめて、触れてみようとします。あとちょっとで触れるかな・・・?というところで「やっぱり、やめておこう・・・」とA君。
A君は、S君の言葉を受けて「きもちわるい」で終わらせるだけじゃなくて、対象物に向けて興味を示して、”あとちょっとで触ろう”というところまで気持ちが寄っています。

他児との関りを通して、心を揺れ動かす年少の子どもたち。興味のなかったことにも仲間からの刺激で興味に繋がっていく様子があります。事象と会話を結び付けて、思考する基盤が育ってきているように感じました。

 
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