1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
6月30日、早いもので今年も半年が過ぎました。
神明宮では、半年間の暮らしの様々な中に積もった「ケガレ」を大元から祓い去るオコナイ(大掃除に例えられる)によって、産まれた時の様な「元気(ゲンキ)」に立ち還ろうとする「夏越しの大祓い(ナゴシのオオハライ)」が行われました。
この半年間のその半分の3月~6月は、「新型コロナウィルス」の感染拡大を防止するために、それ迄当たり前に行っていた生活の全てで、制限や変容が求められました。幼稚園は卒園・終了式を終えて、入園・進級式も行えずに長期の休業という、「天から降ってきた」様な嘗て経験したことの無い突然の困難に直面しました。
人間はその大小を問わず、災厄に出会う度に様々な事に気づき賢明になるものですが、今回の「新型コロナ」との出会いも、老若男女を問わず、家族・地域・国民・全世界の人々の連帯と英知が問われ、そしてそれを増し強めることになるに違いありません。なぜなら21世紀の今日、私たちは賢くなり、思いやりの心も持ち、「世界は一つ」の方向に前進しているのですから。
「新型コロナ」との闘いは始まったばかりで、人間が勝利するには、しばらくは、生活のあらゆる分野で学び合い・工夫努力し合うことになるでしょう。勝利の後振り返った時に、どのような私たち・どの様な世界になっているか、「賢明で平和な世界」に近づいているであろうことを確信と期待をしています。
6月の30日(晦日)は、半年に一回の大祓い(おおはらい)で、神明宮の参道には大きな茅の輪(ちのわ)が設置されます。園児は保育者とともに茅の輪を「はらえたまえ・きよめたまえ・さきわえたまえ」と称え言葉を言いながら、左・右・左とぐるぐると回ってから神社に向かいます。
人々の切なる願いにより昔から伝えられてきた、神社と関係した幼稚園ならではの行事です。今年は世界中の「コロナ禍」で、園児たちの身近に感染者は出ていないかもしれませんが、幼稚園はまだ全員が登園することが出来ていません。こども心にどのようなことを一番切実にお願いしたのかは判りませんが、この様な不安定な状態も、何かしら反映しているのではないかと思います。世界のコロナ禍が、一日も早く鎮静に向かいますことを願わずにはいられません。
チャボ親鶏とひよこをいただいたことは前に書きました。ひよこは母鶏がする通りにすぐにマネをして、餌をついばんだり水を飲んだりしていました。母鶏は餌の器からわざと餌を足で掻き出して、地面を突つくことを教えていました。
2日ほど前から夕方になると、母鶏は高い止り木に飛び上って、ひよこが「ピーピー」大騒ぎするのに対して、「クークー」という普段とは違った鳴き声をして、「羽を広げて羽ばたいて飛び上がってごらん!」「大丈夫、頑張れば出来るよ!」と励ましているように聞こえました。ひよこも小さな羽をグンと伸ばし広げたりしていましたが、まだ飛び上ることは出来ず、母鶏は仕方なく降りてきて、夜は甘えるひよこを羽の下に入れて眠ったようです。
写真は今日3日目、少し高い板の上までは飛び上って留まれるようになったところです。「這えば立て、立てば歩めの親心」と昔からよく言われますが(決して「早く育て」と言うのでなく)、親は子の育ちを無上の喜びとして、一生懸命なものなのですね。鶏の親子から教えられた一コマでした。
2020年6月16日(火)
中庭のビワの実がオレンジ色に熟してきました。16日、今年から新しくできた年中びわ組さんが「園長先生、びわ採っていい?」と聞きに来ました。「いいよ、緑色のとオレンジ色のとどちらが甘いかな?、そうかビワ色だな!」。担任が高枝切り鋏でビワを上手に切ると、「拍手!!」。自然からの初夏の甘いプレゼントでした。

今年は「裏年」の様で、ビワの個数は少なめです。全園児の口には入らないかもしれません。けれど今年新しくできたびわ組さんがビワを食べられないのでは、それこそ「意味ないじゃない?!」となってしまいそう。「とりあえず食べられて良かった!」です。

2020年6月16日(火)
6月15日から、クラスの半分ずつの登園となり、午後2時までの給食のある保育となりました。
真夏日の陽気で、遊びパンツで早速水遊びを楽しむ子たち、砂場・みんなの広場・可動遊具・裏山などで、数人でごっこ遊びをする子たちなど、あちこちで「幼稚園らしい」活気が感じられ、「みんな幼稚園を楽しみに、我慢して待っていたんだなー」と、子どもの生活にとっての幼稚園の果たす役割と私たちの務めを改めて痛感させられました。
まだ全面再開ではありませんが、幼稚園職員もコロナに負けず、暑さに負けず、(6月からの)新たな「幼稚園づくり」に力を合わせてまいります。
写真は、①席を少し離れて「初めての給食」
②にわとりのチャボ・ひよこが増えました
③みんなの広場で満開の紫陽花――です。
2020年6月4日(木)
“一週間に1回の登園の分散登園”が始まって4日目になりました。保育者にとっては4日目ですが、登園してくるこども達にとっては、“新年度になって初めての幼稚園”です。お家とは違った多様な遊び環境で、少人数ですので、目的に沿った落ち着いたあそびや生活が出来るようです。
この子たちは、年長さんの仕事である「にわとり小屋の掃除」を自主的に始めてくれました。根気よく1時間近く、丁寧なお掃除をして、「育っている力」に感心しました。
6月1日から、一クラス5名程度の登園という形で、幼稚園が始まりました。
元クラスのなかま関係を生かしたグループなので、子たちは「やりたいおもい」が実現出来、保育者は適切な距離でじっくりこども達に寄り添うことが出来ているようです。再開二日目ですが、新入園の年少さんも含めて、とても穏やかにスタートした印象です。コロナ休園の二か月間のストレスや「こども達の心」を心配していましたが、思いっきり少人数・短時間からのスタートは、子どもにとって「優しい環境」で、無理が無いのでしょう。
「心素直な子たち」を感じ、ご家庭で一生懸命に対応してくださったおかげと感謝です。
園 長
ウサギさんも戻ってきました。長い間預かってお世話をしてくださったご家庭の皆様、大変ありがとうございました。
 
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
All Rights Reserved. Copy Rights 2014 Shinmei Yochien