4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
今年の前期「ひよこ教室」は、各曜日とも、そろそろ3回目を迎えます。3回目の「ひよこ」から、お母さんのいなくて過ごす時間を作ります。
 赤ちゃんは先ず、お母さんのお膝の上で関わって遊んでもらう体験をたっぷりします。そしてお母さんが差し出してくれた物に手を伸ばし手に入れ、物で遊ぶことの楽しさを教わります。やがてお膝から這い出して、でもお母さんが見える、「直ぐに逃げ込める」所で遊ぶようになります。次にはお母さんが見えなくても安全な時間と場所が必要となります。
 「自分で遊べる」→「熱中できる」→「真似たり、試行錯誤したり、学べる」ようになる段階です。この段階では、かつて臍の緒でつながり一体であったお母さんは、後景に下がる必要も出てきます。 
 「お母さんがいなくても大丈夫だった!」という自信は、極めて大きい成長のバネになります。月齢も違い、家庭環境や個人差もあり、一律には難しいところもあるのですが、ひよこ教室では3回目から「他のお子さんの影響も受けながら……」進めています。
 神明では、「自分で遊びを展開出来る子は自分でしっかり学んでいる」ということを大切にしているのです。

陽気も良くなり、年長さんがお世話をしているウコッケイが、たくさんの卵を産んでくれるようになりました。この卵は、ニワトリ当番のクラスが得ることが出来ます。当番のクラスは一週間卵を貯めて、多いときはペアの年中さんに分けてあげたりしながら、調理して「恵み」をいただいています。
 今年はメニューにアイスクリームが新たに加わりました。温かいホットケーキに冷たく甘いアイスクリームを載せるのが大人気です。

2017年5月22日(月)
今日は「衣替え」。こんにちでは、その日の気温に合わせたり、お子さんの体調に合わせたり、「合服」の使用も含めて、結構柔軟ですが、かつては決まり通りに「衣替え」の日がきてから一斉に夏服に改められていました。

 気温25℃以上の夏日ともなると、こども達は朝から“遊びパンツ”ひとつで裸足で外に飛び出します。ホースからの散水を受けて大はしゃぎ。たちまち園庭のあちこちで泥んこ遊びが始まります。
体に泥んこを塗ったり、水溜りに腹ばいになったり……保育者が教えなくても、いろんな楽しみ方を考え出します。
 神明幼稚園では、散水や水遊びなどには、水道料金を気にせずに使えるように、ポンプアップした地下水を使用しています。
 「土」「水」「太陽」、どれもこども達にとっては心が解き放たれる大好きな友達です。子ども達がその恵みを、いつまでも享受できる事を願います。
 初夏のよい季節になりました。年少さんも幼稚園生活にも慣れ始め、新しい動きがあちこちで見られるようになりました。その中のひとつに、ダンゴムシやいも虫、ミミズなどの生き物探しが盛んになり始めています。雨降りの予兆で湿度が高くなり始めると、ダンゴムシは枯葉や石ころの下から表に出てきて、ブロック塀を20~30センチ登ったりします。外見はユーモラスで怖げでなく、動きも激しくなく、3才児の小さい指でつかむには格好の生き物のようです。
 生命あるものに直に触れる体験を通して“生命”をより身近に感じ、自分も生命あるものとしての一体感=心の優しさと豊かさを得ていく……。幼稚園でのいろんな生き物との触れ合い体験は、そんな役割をしてくれているように思います。

 例年より少し遅い5月11日、今年も園庭のさくらんぼの実が、紅くつややかに甘く熟しました。“さくらんぼ狩り”は今日をおいて他の日には出来ません。「さくらんぼ食べたい!!」と全園児が取り囲む中、“神明さくらんぼ祭り”が大賑わいで行われました。
 先生がはしごに登り、紅くなった甘いさくらんぼを採ってあげていましたが、「自分で採りたい!!」「さくらんぼ採り放題!!」と、数人の年長さんも木に登って手を伸ばして採り始めました。「やりたいおもいを持つ」、「周囲にも気を配り自分の安全を確保しながらながら自分でやる」、「やれた自信を持つ」は、育っていく上で大切なことです。よく見ると4人中3人が女の子、自信いっぱいで、「しっかりしているなー」と感心した一場面でした。
 12日は年長さんは遠足、年中さんは公園にお散歩と、午前中園内には年少さんだけ。昨日は年長さんがやるのを下から見ているだけでしたが、今日はチャンス。年少さんもはしごに登って、枝に残ったさくらんぼを自分で採るよい経験が出来ました。
 一本のさくらんぼの木ですが、毎年、つやつやした紅い実をたくさんつけてくれます。さくらんぼの木にありがとう、自然の恵みにありがとうです。
 幼稚園は目に柔らかな新緑に覆われ、心地好い風に年長さんが作ったこいのぼりが、小さな子ども鯉も含め泳いでいます。神社の石畳に入ると、木々からのマイナスイオンの蒸散で「気持ちがいいね!」の声が聞かれます。こども達の保育にも快適な季節を迎えました。
 新年度が始まって3週間が経ちました。新入園の3才年少さんは勿論ですが、進級児もクラス変えをしての「新しい環境」になりました。総ての子が程度の違いはあれ、新しい環境に適応しようと全身全霊で頑張っている時期です。今更ながらに、「幼稚園で過ごす3年間には、こどもそれぞれに幾つもの『育ちの峰』があるんだなー」という事を感じ、幼稚園保育の役割の重要さに身の引き締まるおもいです。
 家庭訪問・保護者面談が終わると、いよいよ一学期の本格的な保育に入ります。この時期の保育にはとりわけ、「見える現象面だけでなく、一人ひとりの、その時その時の、『心の葛藤の機微』を感じ取れる細やかさが求められています。
 3月26日千葉県松戸市で、小3女児の殺害遺体が発見される痛ましい事件が起きた。容疑者として逮捕された男は、女児が通っていた小学校の保護者会長で、毎朝通学路に立って見守りをしていたという。子どもの殺害という、絶対に許してはならない残虐行為であることをまず押さえなくてはならないが、子どもたちにとって容疑者は「知らない人」でなく「よく見知った人」であったこと、保護者会長を務めるなど学校や地域には「世話好きの善い人」と目されていたこと、同小学校に通う子どもの父親であったこと、等、与える衝撃は大きい。
 子どもを守るのは大人の務めであるにもかかわらず、「よく知っている人も悪い人かもしれない、良いことをしている人も悪い人かもしれないから、信用してはいけない」ということか。子どもにどのように教えていったらよいのだろうか。未然に防ぐには「子どもが一人にならないようにすること」と、大人すべてが猜疑の対象と目されざるを得ないということか。

4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
All Rights Reserved. Copy Rights 2014 Shinmei Yochien