2016年5月20日(金)
 
 幼稚園の前を流れる小川が、毎年一度水がせき止められて干上がります。昔から「沼さらい」と言って、川底の清掃や河岸の除草などをするのです。川魚やザリガニなど、川の生き物が死んでしまうので、水が再び流れるまで“救助”です。  
 木の枝にタコ糸を結んで、小石のおもりとスルメの餌を付けて、子どもお手製の釣竿が完成です。
 糸を垂らして、ザリガニがスルメに食いつくまでしばらくじっと待ちます。機を見てザリガニを落とさないようにスーッと引き上げて釣れた時の快感が何とも言えないのです。
 ザリガニ釣りを通してこども達は、自然との間合いの取り方や呼吸を読むことなど、またとない貴重な経験をしていると感じます。
 ゴールデンウィークの中休み?の6日、「今日だけ」幼稚園があります。毎年、3才さんの「登園しぶり」など泣く子を心配します。しかし今年は、みんなニコニコ「おはようございます」と元気に登園。泣く子は一人もいませんでした。「昨年、早期からお母さんと離れての『ひよこ組』を経験した成果かな?」と、とても成長した姿を感じました。

 そして今年も「季節の贈り物」、さくらんぼが真っ赤につややかに熟しました。午前保育の日でしたが、「今日しかない!」と朝からみんなで「さくらんぼ狩り」に熱中。数人の年長さんが身軽に木に登り、小さい子達にさくらんぼを採ってあげたり、先生と一緒に活躍しました。さすが神明の子です。

2016年4月28日(木)
 四月、鎮守神明様の参道の木々がいっせいに芽吹き、一ヶ月の間に葉を広げ、またたく間に「緑あふれる幼稚園」となりました。青空と木々の緑の中を、こいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。
 大人も子どもも、自然にいだかれるとホッとするのですね。「自然が醸し出す包容力と柔軟さ」とでも云うか、こども達は多種多様なあそびを始めます。虫や幼虫探し・花や葉っぱや実でのままごとや色水・かくれんぼや木登りなど、「つもり」や「見立て」が自在にできるからでしょうか。危険が無いようにすることは大事ですが、「豊富で禁止が少ない」のも魅力でしょう。これからは深井戸からの水もたっぷり使えて、多彩で思いっきりのあそびが展開します。
 三輪車やスケーターなどの乗り物はお役を終えて、間もなくしまわれます。

 年少107名(6クラス)・年中1名を迎えての「入園式」が、11日行われました。大勢の人がいる雰囲気で、親御さんから離れにくいお子さんもいましたが、30分間の式の後のクラスごとの写真撮りのスムーズなこと! お母さんから離れての「ひよこ教室」を重ねてきた成果だと思います。

 翌12日からは通常の保育。バスから降りて年長さんは、かいがいしく年少さんの手を引いてクラスまで送り届けています。「お母さんがいい」と朝泣いていた子は2~3名、二人乗りブランコをしたり、「乗り物」に乗ったり、軟らか粘土でいろいろ作ったり、ままごとをしたり様々な遊びを“自然に”遊びはじめています。先ずは、「神明幼稚園は、やりたいことをやっていいんだ」と云う事を覚えることです。

 裏山で「たけのこ」が出ているのをさっそく発見した年長さん。「園長先生たけのこ掘っていい?」と聞きにきました。「みんなが遊ぶところに出てきているたけのこなら掘っていいよ」と応えると大喜び。力を合わせてたけのこと「格闘」。根を切ってもらって、見事大小たくさんのたけのこを「ゲット」しました。次は先生にどんなたけのこ料理を作ってもらうかな?

2016年3月18日(金)
 暖かい日差しの中、大勢のご家族とご来賓の祝福を受けて、91名の子たちが卒園を迎えました。今年の年長さんはどのクラスも、「その時の課題に前向きに取り組むことが出来る、いい影響をし合える子たち」との印象です。練習はわずか2回での本番でしたが、「集中の持続が苦手な子」も含めて、小学校の2限分の90分の式が落ち着いて堂々と出来たのは立派でした。 「しっかり力が育ってきているな」と感じた、嬉しい卒園式でした。
 園長からは、
1、努力することが偉く、カッコいいんだ
2、皆、一人ひとり違う、素敵なところを持っている。
  自分の「よさ」と、お友達の「よさ」を大切に
3、励ましあい、助け合うなかまって素晴らしい
            ーーーといった、三つの話をしました。
 保護者の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。


2016年3月11日(金)
 今日は風が寒く、冬に逆戻り? この時期に毎年、必ず口ずさむのが『早春賦(そうしゅんふ)』の歌です。
       春は名のみの 風の寒さや
       谷のうぐいす 歌は思えど
       時にあらずと 声もたてず
       時にあらずと 声もたてず
 暦の啓蟄(けいちつ)が過ぎて、8日、冬眠していた亀さんを起こしました。推定40~50才のお年寄りで、毎年、顔を合わせる(?)までは心配なのですが、今年も元気に目を覚ましました。しばらく見ない間に、甲羅も一回り大きくなったようにすら感じました。
 ソメイヨシノよりひとあし早く、さくらんぼの花が満開になりました。今年も5月の連休明けには、甘いさくらんぼをいっぱい実らせてくれるものと思います。

 幼稚園では、年長さんの卒園式の練習が始まりました。残り少ない幼稚園生活を、ドッチボールに、縄跳びに、大山ごま回しに……と興じています。幼稚園時代の、「力いっぱいやった」経験が、その後の基礎になってくれることを願っています。

 2月13日、学年最後の大きな取り組み「劇の会」がもたれました。「春の嵐」といわれて心配しましたが、とても温かいがさほどの風もなく、恵まれた天候でした。神明の「劇の会」は、クラスごとの時間割でご家族の方々も総入れ換えで観ていただいています。年少さんはひよこ教室で、年中・長さんはホールで行いました。
 たくさんのご家族の前で演ずるといううれしさで興奮気味でした。緊張して普段の様子が出せなかった子もいたと思いますが、多くはハッキリした声が前に出ていました。「劇の見せ場」を捉えているのにも感心しました。練習で見せ合いをして批評を受けたり、話し合いをして工夫をしたりした成果のように感じました。「自分たちで作っている」という主体性を例年以上に感じ、神明っ子の成長を感じた「劇の会」でした。
 演目は以下のとおりです。

      「ひよこ」会場(年少)
こねこ おおきなかぶ
こじか ぞうくんのさんぽ
こいぬ もりのおふろ
こぐま のせてのせて
こやぎ さんびきのやぎのがらがらどん

      ホール会場(年中・長)
うめ おおかみと七ひきのこやぎ
ふじ からすのせっけん
もも 三びきのこぶた
さくら きつねのおきゃくさま
にじ さるかに
白雪
つき さるかに
ブレーメンのおんがくたい
そら おむすびころりん
ブレーメンのおんがくたい
ほし ももたろう
うらしまたろう


All Rights Reserved. Copy Rights 2014 Shinmei Yochien