2023年1月23日(月)
本日(1月23日)はとても寒く、朝は雪も少し降りました。子どもたちは、空を見上げて雪を喜ぶ姿がありました。雪の日の交通は大変ですが、なんだかワクワクしますよね。
年長組のテラスの前を通ると、氷作りの実験を行っていました。明日になったら凍っているか、楽しみです。

各学年、クラス活動は”劇の会”に向けた取り組みが行われています。
年少組は、色々な絵本のお話ごっこを通して、お話の世界を楽しんだり、自分以外の何かになる楽しさを感じている姿があります。何かになる事はドキドキ、今はお友達のお話ごっこを見ることで安心して活動に参加している子の姿も見られています。”劇の会”の取組みを通して、自分なりの楽しみ方を見つけていってほしいなと思います。

今日こぐま組のお部屋を見に行くと、『もりのおふとん』のお話を楽しんでいました。
「ふかふかおふとん いいきもち~~♪」とみんなで声を合わせて言葉を言っていてとても可愛かったです。お話が一度終わると「もう一回!」とリクエストもあり、もう一度行っていましたよ。
同じお話も役交代をしながら何ども楽しんでいく姿があります。

年長さんは、劇のチームに分かれて「劇をやるためには何が必要?」と話し合いをしたり、実際に劇をやってみながら「どんな動きがいいかな?どんな言葉がいいかな?」と劇を作っていくために仲間と認識のすり合わせを行っています。

子どもたちにとってプレッシャーとならないよう留意しつつ、年長さんは良い緊張感を持った取り組みになるといいなと思います。
2023年1月20日(金)
昨日、ひよこ教室のお手伝いに入り、ひよこ教室に通っているお友達の下のお子さんを(生後6か月)抱っこさせていただきました。こちらがニコっと笑ったり、「ばぁー」と声をかけると”ニコ”っと機嫌よく笑い返してくれました。小さい子が暮らしにいるって本当に豊かだなと感じました。言語に頼るだけではなく、表情や動作など、マスクが必要とされている現代だからこそ、より大切にしていきたいなと感じました。
人間のコミュニケーションの原点である表情や動作でのやり取りを応答的に答えてくれる赤ちゃんに私自身すっかりオキシトシンが分泌され幸せな気持ちになりました。非常に私事の話で申し訳ありません(^^;)

本日、年長組が交通安全教室を行いました。今年度も小平警察署より警察の方が来園して下さいました。
年長さんは4月から小学生。道路も自分の判断でルールを守って交通しなくてはなりません。

警察の方から、横断歩道を歩く時の約束、信号機の約束などを教えていただきました。
「道を渡る時は”右手”をあげて渡りましょう」
「道を歩くときは車道側ではなく建物側を歩きましょう」
「黄色信号、点滅信号の時は止まりましょう」
「横断歩道の途中で点滅した場合は急いで渡りましょう」
「渡る前は右・左・右で渡りましょう」
「石ころや缶を蹴って歩くのはやめましょう」
「ポケットに手を入れて歩くのはやめましょう」など多くの事を教わりました。

警察の方に「お家でも保護者の方と話してみてね」とお話をいただきました。お家でもお子さんからお話あったら聞いてあげて下さい。
ご家庭でも道を歩くときの約束等を確認し、交通ルールを守って小学校まで安全に行けるように練習してみるといいですね。
2023年1月18日(水)
本日は、白梅学園大学名誉教授の近藤幹生先生にお越しいただき、「子どもの声を聞いてみよう―子育てはジグザグした道―」というテーマで子育て講座を行っていただきました。

子どもの言葉に心を留めて、対話をしたり、記録をすることで、その子が世界をどのように感じているか、その子の本当の思いを探ることに繋がるというお話をいただきました。
また、「子育ては色々な事があるが、その都度立ち止まり、子ども自身がどうしたいかを考えながらジグザグ歩んでいけば良いのではないか」というお話をいただき、子育てにおいて悩みが尽きない私たちにとって、救いの言葉となりました。
大人の心にも響く絵本も3冊紹介してくださいました。
『ろくべえ まってろよ』(文研出版)
『ぐるんぱの ようちえん』(福音館)
『へいわってすてきだね』(ブロンズ新社)
上記三冊は、大人の私たちにも多くの示唆を与えてくれます。もしご興味ある方はお手に取ってみて下さいね。

私たち保育者も、子どもの言葉をしっかりと受け止め、子どもの権利を守っていきたいと感じました。

講座後に、講座を聞いていたT君のお母さんが声をかけてくれて、T君が最近「幼稚園でビジネスを始めたんだ。だから九時には幼稚園に行かなきゃ!会社は子どもの会社なんだ」と目的をもって幼稚園に通っている事を教えてくれたり、入園当初のことを振り返って話をしてくれたこと、「クラスの友達の食べられるお菓子は何か」など、幼稚園の事や友だちのことを話してくれたと報告してくれました。

保護者の方と、子どもの姿や言葉を仲立ちにして会話が出来ることを嬉しく感じます。これからも子どもたちの面白い言葉や姿などありましたら是非、聞かせてくださいね。
さくら組の部屋の前を通ると、H君が工作をしていました。

二人とも、偶発的に出来る形を楽しむというよりも、何か目的をもって取り組んでいる様子です。

私「何を作っているのかな?」
H君「これね、モササウルスなんだ!」

確かに作っている工作は恐竜らしい口がありました。H君は工作に自信があるようで、工作をやっている時の表情は本当に良い表情をしています。

冬休みを終えて日常の生活が戻ってきました。子どもたちのあそびも、ただの時間つぶしではなく、目的のある遊びとなっているようです。3学期も子どもたちが熱中できる遊びをたくさん見つけていけるといいなと思います。

さて、皆様にご協力いただいております「桜の木プロジェクト」のクラウドファンディングが1次目標を達成しました!!ご協力ありがとうございます。ネクストゴール(60万円)に向けて2月2日まで募集が続きます。引き続き応援の程、よろしくお願いいたします!!
2023年1月11日(水)
昨日、学級懇談会にお越しいただいた保護者の皆様ありがとうございました。本日は年中組、明日は年長組の懇談会となっております。よろしくお願いいたします。

3学期より園庭に「お正月あそびコーナー」を設定しました。「お正月あそびコーナー」にはホッピング、羽子板、コマ、ぽっくり、けん玉を設定しています。
 お正月あそびとして出した遊具は、少し扱いが難しく最初は上手く行きません。しかし、「ちょっと難しい」ことが楽しくなってきた子どもたちは、失敗をしながらも何度も繰り返し取り組む姿があります。以前なら近所の子ども同士の繋がりから伝承されていた遊びも、近所の子ども集団が見られなくなり「見て学ぶ」機会が減ってきました。保育者も「モデル」となりながら一緒に楽しむことで“伝承遊び”の醍醐味である「見て学ぶ」「仲間から刺激を受ける」事も経験出来たらいいなと思います。

 本日より各クラス、小平神明宮に初詣に参拝に行っています。年初めのご挨拶をペアクラスの友達と一緒に手を繋いで行ってきました。
「一年間、健康に過ごせますように!見守っていてください!」とお祈りしました。

 あそびの時間に年少こいぬ組のお部屋に見に行くと『てぶくろ』の劇ごっこを楽しんでいました。『てぶくろ』の劇は、2学期末に保育者が演じて見せたものです。それをよく覚えているようで、「シッポをつけたい!」「おしゃれキツネはおしゃれなスカートが必要!」とお面だけではないものを求めたり、劇ごっこを始めると、「次は灰色オオカミの番だよ!」「あなたはだーれーって聞くんだよ!」と劇の流れについて教え合う姿がありました。保育者も仲間の一人になりながら、子ども同士のやりとりの繋ぎ役として援助することで、劇ごっこが成立していました。保育者の劇を観たという共通の体験と、『てぶくろ』という共通のテーマがあることで、年少さんでも共通の目的に向かってあそびを楽しむことが出来ていたように思います。
2023年1月10日(火)
本日より3学期の保育が始まりました。
長い休みの後の登園ということもあり、涙の登園となる子の姿もみられました。少しづつ、幼稚園の生活を取り戻して行けたらと思います。

登園すると年長組は、冬休みのお土産でもらったコマ回しに挑戦する子の姿がありました。回せるようになった子の姿も見られますが、まだ回せない子の方が多い印象です。これから仲間同士が刺激し合うことで修得していくのではないでしょうか。
今日、そら組のW君が初めて自分の力でコマを回すことができました。自分で回せたことに自分自身が驚いている表情が印象的でした。今まで出来なかったことが出来るようになった時の子どもの表情を見るのが私は好きです。

年中組の子どもたちは、各クラス”かるた”を楽しむ姿がありました。年中組の子どもたちは、少しずつ文字にも興味を持ち始めており、”札を読む子”と”取る子”にわかれて楽しんでいました。

始業式は3年ぶりに3学年で集まっての全体集会を行いました。
園長より「お正月あそびのお話」「お年玉は大切に使いましょう」「結婚した職員のお祝い」のお話がありました。
全園児の人数の多さにビックリして落ち着かない子の姿もありましたが、時々全学年で顔を合わせながら、他学年の刺激を受け合うような機会も設定していきたいと思います。
本日が2学期の最終日となりました。
2学期は、園舎建て替えという大きな事業の中で不自由な部分もありましたが、皆様のご理解とご協力いただき、多くの行事を無事に経験をすることが出来ました。3学期も子どもたちが豊かな経験をしていけるよう計画を進めて参ります。

新年に向けて、年長の子どもたちが干支の絵馬を作成しました。来年は兎年ということで、年長3クラスのウサギ(つきこちゃん、きららちゃん、ももたろうくん)をモチーフにした絵馬となっています。小平神明宮、神輿子前に掲示いたしますので、初詣などで神社にお越しの際にはお立ち寄りくださいね。

3学期には、1月18日(水)に子育て講座があります。講師の先生は白梅学園大学前学長・同大学名誉教授の近藤幹生先生にご講演いただきます。近藤先生は副園長の田中が、大学院に在学していた時にご指導いただいた先生です。近藤先生は、まだ男性保育者が少ない時代に男性保育者として従事し、その後、研究者として「子どもの言葉」や「子どもの権利」について研究をされてきた先生です。年末に、副園長・田中が年中、中廊下に提示した「子どもの言葉と写真」も近藤先生に刺激を受けて記録を始めたものです。講演の定員枠が30名となっていますので、ご興味をお持ちの方は早めにお申し込みくださいね。

さて、クラウドファンディングにもご協力いただき、ありがとうございます。多くのご支援をいただき、支援額は目標金額の凡そ半分が集まりました。しかし、目標達成にはまだ皆様のご協力が必要な状況です。引き続き、お知り合いへの告知とご支援のほど、よろしくお願いいたします。

さて、3学期、元気に子どもたちとお会いできることを楽しみにしております。体調には気をつけて良いお年をお迎えください。1年間ありがとうございました!
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