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 幼稚園は目に柔らかな新緑に覆われ、心地好い風に年長さんが作ったこいのぼりが、小さな子ども鯉も含め泳いでいます。神社の石畳に入ると、木々からのマイナスイオンの蒸散で「気持ちがいいね!」の声が聞かれます。こども達の保育にも快適な季節を迎えました。
 新年度が始まって3週間が経ちました。新入園の3才年少さんは勿論ですが、進級児もクラス変えをしての「新しい環境」になりました。総ての子が程度の違いはあれ、新しい環境に適応しようと全身全霊で頑張っている時期です。今更ながらに、「幼稚園で過ごす3年間には、こどもそれぞれに幾つもの『育ちの峰』があるんだなー」という事を感じ、幼稚園保育の役割の重要さに身の引き締まるおもいです。
 家庭訪問・保護者面談が終わると、いよいよ一学期の本格的な保育に入ります。この時期の保育にはとりわけ、「見える現象面だけでなく、一人ひとりの、その時その時の、『心の葛藤の機微』を感じ取れる細やかさが求められています。
 3月26日千葉県松戸市で、小3女児の殺害遺体が発見される痛ましい事件が起きた。容疑者として逮捕された男は、女児が通っていた小学校の保護者会長で、毎朝通学路に立って見守りをしていたという。子どもの殺害という、絶対に許してはならない残虐行為であることをまず押さえなくてはならないが、子どもたちにとって容疑者は「知らない人」でなく「よく見知った人」であったこと、保護者会長を務めるなど学校や地域には「世話好きの善い人」と目されていたこと、同小学校に通う子どもの父親であったこと、等、与える衝撃は大きい。
 子どもを守るのは大人の務めであるにもかかわらず、「よく知っている人も悪い人かもしれない、良いことをしている人も悪い人かもしれないから、信用してはいけない」ということか。子どもにどのように教えていったらよいのだろうか。未然に防ぐには「子どもが一人にならないようにすること」と、大人すべてが猜疑の対象と目されざるを得ないということか。

 4月10日桜舞い散る中、年少74名(5クラス編成)・年中3名の新入園児を迎えて「入園宣誓式」が行われました。大勢の人がいる特異な雰囲気で、親御さんから離れにくいお子さんもいましたが、30分間の式に際しては、お母さんから離れての「ひよこ教室」を重ねてきた成果を感じました。

 翌11日から通常の保育。初日から生憎の雨。午前保育の短い時間とはいえ心配していましたが、思いの外落ち着いて過ごせたようです。--そうは言っても、皆それぞれに「緊張」しています。
 12日は素晴らしい好天。ソメイヨシノの花吹雪、山桜・しだれ桜などが時期を違えて開花を迎え、ケヤキ・イチョウなど境内の広葉樹も一斉に芽吹き始めています。これから一日一日風景が変化する時期を迎えます。
 園バス登園の年長さんは、年少さんの手を引いてクラスまで送り届けています。こうしたお役を果たすことも、成長へのステップです。幼稚園が始まって「待っていました!」とばかりに、仲良しなかまと遊ぶ年長・中さんの“園の雰囲気”を受けて、新入園児さんもコロコロと遊び始めています。しかし、遊ぶエリア・選択する遊びの種類は狭く、それ故既にあちこちで、玩具のとりあいに象徴される摩擦=トラブルが発生しています。言葉より先に手が出てしまうのですが、とっさの事で、保育者が事前に静止することは困難です。どうしたかったのか、どうしてそうしてしまったのか等、言葉で表すのにはしばらく時間がかかると思いますが、やってしまった事への反省など「心」が育っていきます。
 12月7日と8日、音楽会が催されました。年少さんは「ひよこ室」で、年中・長さんは「体育館ホール」で、クラスごとに行われました。(以前は、各年齢の成長を見て感じていただきたい趣旨から縦割りで行っていましたが、インフルエンザの大流行の年からクラスごとに変更しています。)
 お寒い中多くのご家族の方がお越しくださり、あたたかいご声援をいただき、大変ありがとうございました。
 年少さんはしぐさもかわいく一生懸命、微笑ましいひと時でした。
 年中さんは楽器も増えて、緊張しながら「元気よく」 と「合わせる」ことにも気を使いながら、大きな舞台で良い経験が出来ました。
 年長さんはどのクラスも合唱・合奏ともに感動的で、一人ひとりの教わる力実際にやる力も、なかまと作品を作りあげる力もついてきている頼もしさを感じました。
 二学期も残すところ一週間となりました。教育活動へのご理解と様々なご支援、ありがとうございました。
2016年11月22日(火)
神明宮の境内に、「小平市名木百選」の樹木が2本あります。1本は拝殿前の樹齢360年以上と思われるケヤキの大樹で、もう1本は西殿前のイチョウの樹です。今年は冷え込みが急で、イチョウの黄葉・モミジの紅葉がきれいです。今、暗くなった数時間、黄葉したイチョウの木をライトアップしています。強風が度々あった関係か?葉の付き方は昨年よりやや少ない感じですが、本格的な落葉はまだこれから……。下から見上げる光を当てると、木霊の存在が感じられ厳かです。夕陽を受けて黄金色に光輝くイチョウも見事です。

 幼稚園は二学期も終盤となりました。「物づくり」や多彩な「遊び」でも、自分のおもいを実現できるように成長してきているこども達です。残る行事は、楽しい「わらべうた」や情感を込めた歌、みんなと音を合わせての合奏などの「音楽会」、お正月様を迎える「お餅ちつき」など僅かです。
2016年11月15日(火)
 今しんめい幼稚園では毎日のように、体育館ホールを会場として「○○組動物園」が催されています。
 年長さんは、多摩動物園への遠足の前から、どの動物をよく見てきたいかで3~4人のグループを決め「動物調べ」をしました。遠足でその動物をしっかり観察してきて、絵に描いたり、動物園に来た“お客さんにどう楽しんでもらうか”や“段ボールでどう作るか”など、話し合いや「設計図」を描くなどを通じて、作る動物のイメージや作業の見通しなどをメンバー皆で共有してきました。天井に届きそうなキリンや、お客さんを乗せることのできる動物、餌を上げウンチをする仕掛けなど話し合い工夫をしました。
 開園された動物園では、ペアクラスの年中さん・年少さんを招待して、色々説明をしたり、乗せて何度も何度も動かしてあげたりかいがいしく動いている姿に、一人ひとりの個としてもなかまの力としても、育ち合ってきている年長さんを頼もしく感じます。
11月2日、平成29年度の年少さんをはじめ入園希望のお子さんの面接が行われ、3歳児74名、4歳児3名の入園が決まりました。11月から早速、プレの「後期ひよこ教室」が始まります。幼稚園時代は、とてもめざましい成長を遂げていく時期です。自分のおもい・意思で目一杯あそび、生活の充実に立ち向かっていく子達を、保護者の皆様と共に応援してまいります。
 
 翌3日は好天のもと、神明宮では「七五三稚児まいり」をはじめ七五三のお参りのご家族で賑わいました。
 「七歳までは神の子」と言われ、幼子の無垢で真直ぐな心が神様の御心に通じるとして、お稚児さんは神事(お祭り)で大事な役割をしていました。これにちなんで神明宮では、昭和59年(1984)から「七五三稚児まいり」を行っています。
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