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2015年10月1日(木)
 まだ9月だというのに、夜の気温が急に低くなって、境内のイチョウが慌てて黄色になり、葉を落とし始めました。「きれい!」と見つけたこどもが、さっそくこんな「落ち葉遊び」をしていました。 黒い網目模様のマンホールの蓋の上に、黄色いイチョウの葉を蝶ちょや手まりのように並べて、まるで着物の模様のようで、すてきでした。
 お帰りのわずかなひと時、神明宮境内の「自然」で、こんな楽しい遊びを考え出せるこどもって、「きっと豊かな心が育っているんだな」と嬉しくなって、パチリと一枚。
 13日(日)、「小平神明宮御鎮座355年奉祝奉納演芸会」が、幼稚園を会場に催されました。各保育室を控え室に、ホールは観客の方で賑わいました。
 一年の間に、幼稚園が空いている時、いろんな団体に施設をお貸ししています。神明幼稚園の施設を会場に、保育園の保護者の方が「お泊り会」や「卒園を祝う会」をされたり、地元小学校6年生の保護者の方が「卒業を祝う会」をされたりもします。また9月19日~20日には、「ふくしまキッズプロジェクトinこだいら」さんが福島の子ども達を招く企画の、宿泊と交流の場に使用されます。
 幼稚園の施設が、地域の様々な交流の場に活用され、地域コミュニティーを活発に豊かにすることに通じれば大変喜ばしいことと考えています。

 2学期が始まりました。
 1学期当初の年少さんの保育では、「ボクが、ボクが……」「これじゃないと……」といった、「自分のおもいを出す」「やりたい遊びを見つける」ことを大切にしてきました。人格を形成していく上で、神明幼稚園では、「『今自分はこうありたい!』との強いおもいを持ち表現することは大事だ」と考えているからです。そうした中で、なかまといろんな楽しいことを体験し、ぶつかり合いも経験したり、相手を認め受け入れたり譲り合ったりもして、「一緒にいる安心感」も育ってきました。「ごっこ遊び」のたくさんの積み重ねから、「みたて」や「なりきり」といった「仮想の世界とも往き来出来、楽しめる」ようになっています。
 2学期が始まった今、年少さんのあそびの中での会話も面白いのですが、やっていること一つ一つにその子なりの「意味合いが」育っていると感じます。言葉のキャッチボールは、「他」との間はもちろんですが、自分の「内」とも盛んに行われていることが感じられます。「今に生きる私」だったのが、「今と未来に生きる私(たち)が育ちつつある」と言えます。
 なかまとの生活・あそび・活動を通じて、もっともっとポジィティブに思慮深く豊かに育て!!
 今年も卒園生の同窓会に行ってきました。一年生・二年生を中心に、216名も参加してくれました。神明幼稚園を、なかまと会えるのを懐かしく思って参加してくれた卒園生、一段と立派になった姿を見せてくれてありがとう。お母様方もありがとうございました。
 8月21日は曇りのお天気でしたが、観光バス4台で、埼玉県の国立武蔵丘陵森林公園に行きました。いろんな種類のアスレチックに興じて汗をかき、お弁当を食べた後、水遊びをしました。あそべる子たち、周囲を見渡せ考えることの出来る子達に育っています。こども達がもっている〝そだち合う力〟の素晴らしさを感じました。
 一年に一度の同窓会ですが、私は、こども達が自分の中に〝幼稚園で過ごした3年間を、自信ある「根」として持っていてくれる〟ことをとても嬉しく感じています。私たち保育者が、目の前の3~6才の子達の将来を見据えながら接することが出来る、大きな励ましにもなっています。
 夏期保育に続いて、目覚しいそだち合いが繰り広げられる2学期が始まります。心を引き締め、事故の無い様に留意しながらも、日々の意欲あふれる保育に立ち向かってまいります。
 
一学期の終業を迎え、翌日の「夕涼み会」。台風の接近でやきもきしましたが、影響も少なくて済み、グランドコンディションも回復。夕闇に浴衣姿の子どもたちと大勢のご家族の方々が集合しました。お土産つきのゲームの後、元気でかわいい踊りと頭上で花開く花火に盛り上がりました。
 神明の保育姿勢を信頼・協力くださったご家庭の応援があって、保育を進めてこられました。保護者の方々の活発な活動と、子どもたちの「育ち合い」の温かい見守りは、神明の特徴です。
 4月入園式の頃、顔を見合わせてのコミュニケーションがとれず、単語が数語しか聞けなかったお子さんが、2語文3語文のお話をしてくれるようになりました。目に入るもの次々に注意が移り、動きが多かったお子さんが、みんなと一緒にお話が聞けるようになりました。クラスのお友達と一緒に遊ぶと楽しいと、「共感」できるようになりました。みんな一人ひとり異なりますが、幼稚園の新しい環境で触覚を働かせていろんなことに興味を持ち、手足を動かしていろんなことに挑戦しています。子どもたち自身が持つ発達・成長の力と、なかま環境が持つ教育力の大きさを痛感します。
 夏休みという「熟成」の期間を経て、輝く笑顔で、二学期には益々意欲的な活動と力強い育ち合いを見せてくれるものと思います。一学期、大変ありがとうございました。

 写真は、7月25日(土)、おやじの会主催の「流しソーメン」の一こまです。

 梅雨が終わって、突然暑い夏日の毎日となりました。
 プール開きを6月10日にしましたが、雨で低温の日々で、プールに入れたのは数日でした。ここ毎日30℃を超え、プールばかりでなく、砂場を大きく掘って「温泉作り」・園庭で泥水遊び・水鉄砲等々、水を教材とした様々な活動が繰り広げられています。水は全身の皮膚感覚に冷たく心地良い刺激を与え、心を開放してくれます。だから子ども達は水遊びが大好きです。
 神明幼稚園では、プールや水遊びには井戸水を優先して使っています。水道料金が莫大になるのを防ぎ、子ども達に水遊びの楽しさを満喫させてあげられます。子どもの健やかな成長に、太陽と土と水の恵みのありがたさを痛感します。
 
 このことで想うのは、原発事故から4年4ヶ月、福島の子ども達のことです。先日、集まった募金を、福島から山形県米沢市に避難しながらもユニークな保育活動を続けておられる「青空保育たけの子」さんに贈り、礼状をいただきました。突然に、太陽も土も水も奪われました。被曝地域の子どもに小児甲状腺ガンが極めて多くなっている事が報告されています。もう自然豊かなふるさとで、子ども達を健やかに育むことは不可能になってしまいました。こんなことって許されるのか?  
 原発事故直後から日本の政治家は、この事故が海外への日本製原子炉の売込みにマイナスにならないように躍起でした。オリンピック招致のために「原発事故は収束している」とウソをつきました。原子力発電は一番安価な発電だとまた言い出しています。このような言動に、被災された方々の日々に想いを馳せる心持ちは微塵も感じられません。このような国に生きています。
 子ども達を健やかに育て、素敵な環境を伝えるには、私達が賢くなること、また節を曲げないことにも価値があると感じる昨今です。

 
             我が子とのお付き合い
          ~ちょっとのコツでもっと楽しく~

 7月8日、今年一回目の「子育て講座」(年3回実施)は、4月から神明幼稚園に火・木の週2日お勤めいただいている、臨床心理士の古木亜矢子先生にお話いただきました。
 こども理解のうえで「遊び理解」は大切である事。「していること」を一緒に楽しみ自発的な遊びを増やすこと。苦手(凹)を直そうとするのでなく、得意(凸)を伸ばすことで 凹 を目立ちにくくできること。幼児期に自己肯定感を育てることは、将来の適応に大きな影響を与えること。ほめ上手になろう!。ポジティブルールで向き合うこと。………など、お母さん方がお子さんと向き合う中で、「どうしたらいいの?!」と日々直面しておられる問題に、ポイント立てて分かり安くお話いただきました。
<お母さんの感想から>
*「幼児期は自信満々なくらいでちょうど良い」、人よりできない事がたくさんある 子なので、この言葉を常に頭においてほめまくろうと思います。
*カウントダウンや選択させる方法など、年と共に通用しなくなってきてお手上げ状 態だったのですが、「しつこく何回も言わない」「ポジティブルール」など、参考 にしてみたいと思いました。心に余裕がないとつい考えなしの発言を繰り返してい たことを改めて反省しました。
*反省する部分もあり、今後の関わりにとても参考になりました。イライラした時  の、自分の頭の切りかえ方などのお話も聞きたいです。今日はありがとうございま した。

 夕方7時雨の中、ひぐらしの初鳴きが聞かれました。
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