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 7月1日~2日、幼稚園時代の大きな取り組みの、年長さんのサマースクールがもたれました。欠席無しの全員参加! 全職員が引率で参加しました。
 梅雨も最終盤で天気予報では雨。2日目に好転を期待して、1日目と2日目の内容を入れ替えることにして臨みました。小雨も何とか上がってくれたので川遊び。足を浸けるくらい出来ればと考えていましたが、全身どっぷり入ってしまう子も。
 宿に戻ってみんなでお風呂にはいり、みんなで食事。ほとんどの子が完食……元気のバロメーターです。ご飯やおかず、スープをお代りする子も。
 薄暗くなるのを待ってキャンプファイヤー。火の神様から4人の担任の先生が分火してもらった火をファイヤーストームに点火、燃え上がる火を囲んで元気いっぱい踊りました。そして花火。山間に響く音と上空高く破裂する花火に、みんな「ウワーッ、きれいッ!」。
 ホームシックになる子もほとんど無く、みんなで布団を敷いて、仲良しでおしゃべりをしながらも寝ました。
 2日目は曇りながら雨はほとんど止んでくれて、待望の「高尾山登山」! 例年は琵琶滝コースの6号路を下から歩いて登るのですが、時間がだいぶ遅くなってしまうことが予想され、登りもケーブル使用に変更しました。ケーブルの駅から、蛸杉や天狗の腰掛け杉を見ながら、薬王院のたくさんの石段を上り、全員頂上まで登りきりました。みんなやったね!!
 一ヶ月間に及ぶお子さんとの準備や、当日のための体調管理のおかげで、全員参加で実施できました。ご家庭の応援無くしては出来なかったことです。ありがとうございました。
 みんなで成し遂げたこの経験は、今後の保育の大きな力になるものと確信します。
 
神明宮の参道に、大きな「茅の輪( チノワ) 」が設けられました。
 この「茅の輪」は、6月3 0日に行われる「夏越しの大祓式
( ナゴシノオオハライシキ) 」に付随したものです。「大祓式」は、半年
間に身に積もったツミ・ケガレ(=穢れ・気が枯れ)を悉く祓
い去って、「元の気」を回復しようとの願いの、昔から伝わる
行事です。私たちのご先祖は、青々として繁殖力も強い茅
萱( チガヤ)の輪をくぐることによって、その霊力を身にいただいて、
元気回復、悪しき物に負けまいとしたのでしょう。
 神明園児は、三々五々クラスごとに「茅の輪」を左・右・左
とくぐって神社におまいりして、自分で色を塗ったお人形( オヒト
ガタ)に息を吹き掛け、悪いものを持って行ってくれる身代わり
として納めます。自分だけ良ければいいと言う様な心、ちょっ
と意地悪な心、ウソをつく心、弱虫な心などを、きっと持って
いってくれます。
水無月の夏越の祓ひ受く人は、千歳の命延ぶと言ふなり
      母の分も、もひとつくぐる茅の輪かな
 しんめい幼稚園の6月の取り組みで欠かせないのが、「年長さんのカレー作り」です。ペアクラスの年中・年少さんを招待してご馳走する、「年長さんになった誇りある活動」のひとつです。
 年長の先生方は、一ヶ月以上前からカレーライスの絵本をクラスに置いたり、カレー作りの歌を歌ったり意識化してゆきます。「クラスの隠し味を入れて良いんだよ」と、どんなカレーにするか考えさせ、どんな材料が必要か話し合いを重ねます。皆でカレー作りのDVDを観て、認識を共通にします。この段階で、カレー作りを経験させてくださるお家もあります。
 話し合いで、買い物グループを決めます。何をどれだけ買うのか、グループごとに本物のお金を持って近くのコープに歩いて買い物に行き、重い袋を持って帰ってきます。もちろん先生方は、事前にコープの方に御協力いただく打ち合わせをしています。
 前日、ペアクラスの年中・年少さんに招待状を届けます。当日は朝から三角巾とエプロンをして、グループごとに材料の野菜を切って準備して、クラスの前に設置した大鍋に、順序どおりに入れて煮てゆきます。お昼近くなると、幼稚園中おいしそうなカレーの匂いでいっぱいになります。隠し味とカレールーを入れて出来上がり。招待した年中・年少さんにも盛り付け・配膳をして、一緒に「いただきます!」。
 「三回おかわりした」とか、「もう今日はおやつはいらない」とか「夜のご飯もいらないよ」とか、みんなおいしく、お腹いっぱいいただいたようです。「年長さん、どのクラスのカレーもとってもおいしかった、ご馳走様」。遊びとは違って、「本物をやり切った体験」、先生方お疲れ様でした。
 さて年長さんは、あと2週間でサマースクールです。
 6月14日、今日は日曜日ですが、「おやじの会」主催の「ダンボールで遊ぼう」がもたれました。
 3週間ほど前から、会員のお父さん方が意識して集めて倉庫に山積みにしてきたダンボールで、前日夕方から準備、体育館ホールいっぱいのダンボールのトンネル迷路や様々な仕掛けを作ってくれました。
 ガキ大将お父さん達の遊びは、スケールが大きく力強く、こども達にはとても魅力的です。お父さん達が真剣に遊んでくれた、とても嬉しい一日だったと思います。

  「おやじの会」はその名の通りお父さんたちの自主的な会で、「いろんな職種のお父さん達が、参加出来る時に出来る形で、こども達のために一肌脱ごう」と平成13年に発足、今年で早14年目を迎えました。年々参加会員が増えて、今年は最多人数ということです。
 今回はさらに、お母さん方が大勢、和気あいあいと参加されている「変化」を感じました。
 文字通り「みんなで楽しく子育て!」の実践です。
2015年6月12日(金)
 しんめい幼稚園の「裏山」ってご存知ですか?表からは見えない一番奥、年長さんのお部屋の裏手にあるので、「ウラヤマ」と呼んでいます。100坪足らずのところなのですが、こども達にも大人にも人気のスポットです。樹木と竹林からの木漏れ日で少し暗いのですが、緑に抱かれた「安心感」があります。地面は厚く敷き詰められた落ち葉の堆肥で、フカフカの自然のクッションです。

 土の山とトンネルと、登り木と、大きなブランコ・小さなブランコ、ターザンロープなどがあります。土山は遊んでも崩れない様に緑色のネットが掛けられていて、駆け上ったり滑り降りたりして遊びます。一人では登れない子にはほかの子が手を引っ張ったりしています。山の上から見下ろすと気持ちが良いようです。滑り方も、そのままズボンで滑ったり、ソリで滑ったり、シートで何人かで滑ったり、色々できます。枝から下がったロープブランコを大きく揺するのも、頬に当たる風が気持ちが良いのでしょう。

 年少さんも、2歳の未就園のお子さんも、飽きることなく遊びます。それぞれの力量に合った頑張りや冒険のスリルがあり、「総合遊具」などには無い、子どもと遊具の柔らかな「対話」が感じられるようです。
2015年6月5日(金)
 「なかま関係の質」がどう育ったかが保育の眼目

 しんめい幼稚園には、13の全部のクラスに「二人の先生」がいます。3才年少さんは一クラス16名に、年中・長さんは一クラス23~28名に「二人の先生」です。一人は、クラス運営全体を考え責任を持つ「担任の先生」です。もう一人は、個別的な声掛けや働き掛けがあるとスムーズに活動できる子たちへのかかわりを主に、担任と相談しながらクラス運営を支える「援助の先生」です。「援助の先生」のほとんどは、幼稚園や保育園の先生の経験を持ち、お子さんも大きくなられた方です。

 保育園には、「援助の先生は○○ちゃんの先生」といった「加配」の制度がありますが、しんめいでは、「担任の先生も援助の先生もクラスみんなの先生」とした方が望ましいと考えています。なぜなら、大人が個別に手を掛けることが望ましい場合もありますが、しんめいの教職員は、「こども達は、なかまと育ち合う力を持っている」ことを確信しているからです。そして、「○○の生活・活動を通じて、育ち合いの力(=なかま関係の質)がどう育ったか」を常々保育の中で大切にしています。

 これは酒屋さんから譲っていただいたビールやお酒のケースと杉板と古タイヤです。数人のこども達が協力して、様々なものを作って遊びます。4階建の建物を組み立てて、上に乗って遊んだりもします。ですから①保育者が近くに必ず付いていることと、②組み立て方の指導や危険と思われる箇所の補正は保育者が行います。イメージを共有したり、誰かがリーダー性を発揮して力を合わせて作業して形にしたり、出来上がりで遊び、また遊びとともに形が変わっていたり…と、それぞれの箇所で楽しさを共有しながら展開しています。危険から身を守ることも必要で、スリルもあり、既成の遊具にはなかなか無い面白さです。
 今日は年中さんが、パン屋さんをしていました。葉っぱのパン生地に泥砂を包んでアンパンだそうです。葉っぱを水に漬けているので、なぜ洗っているのか聞いたら、「虫が付いているかもしれないでしょ、だって今採ったばかりだから」だそうです。
葉っぱを採る子、洗う子、パンを作る子と分業でした。
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