2023年4月25日(火)
木々の緑がみずみずしくとても気持ちの良い季節です。

先日、年中組さんが「野菜」の栽培を始めたところに出会いました。去年同様、部屋の近くで育てられるように大きなプランターを用意してあります。
 あらかじめ部屋で配られた種を粘土ケースのふたに大事そうに持っての参加です。先生の説明をしっかり聞いている子も多く、楽しみに思っているのが伝わりました。

まずは先生がトマト?の苗を代表で植えるところを見て、次はいよいよ自分の種まきです。順番に種を蒔き,皆が終わると手を合わせていました。「大きくなあれ」か「美味しくなあれ」だったでしょうか。
後日部屋の近くを通ると水がたっぷり撒かれていました。楽しみに育てているのでしょうね(^^♪

年長組も新園舎の日当たりの良いテラスにプランターが並んでいます。

どちらも無事に収穫できる日を楽しみ待ちたいと思います。
2023年4月20日(木)
 少しずつ園生活の流れが出来始めている年少組さんです。給食も始まって幼稚園にいる時間が長くなり、遊ぶ時間も増えて楽しめている子もいると思います。が、一方で少しずつ新しい生活の疲れ(気疲れ?)が見られる子もいます。
 慣れてきたことで「素」の自分が出せるようになったのか、朝泣きながら登園する子が少し増えています。泣いている本人や送り出す保護者の皆さんには申し訳ないのですが、泣いている様子を見ると「よしよし、自分の気持ちを出せてきているんだな・・。」と思って関わっています。もちろん早く園に慣れて「明日も○○したい」と思えるといいのですが・・。一人ずつ丁寧に関わってその子の好きなことに出会えるように先生たちも試行錯誤中です。

 さて写真は年少さんの身支度や給食の時に年長組さんがお手伝いに来ている様子です。
朝の「タオルを掛ける」支度も先生が見ていて「よし!タオルできたね。」と声を掛けられて嬉しそうにしている様子がありました。「自分の事を自分で・・」の第一歩です。先日靴を履くときに足を投げ出す子がいました。”自分でやってみてごらん。見ててあげるよ”と声を掛けたら頑張っている子もいました。一人一人の第一歩は様々です。

 楽しみにしていた?給食は年長組のお兄さん、お姉さんがお手伝いに来ていました。カバンから袋を出す・机にセットする・給食を配る・挨拶をする・・などなどを丁寧に教える様子はとても立派に見えました。教える方も、やってもらっている年少組も真剣な表情でした(^.^)こうやって小さい子を感じたり、お兄さんお姉さんがかっこいいな・・と感じるのかもしれません。

 今は園舎が離れてしまっているのでそんな場面も大切に過ごしていかなければならないな・・と思う春の様子です

 そして最後の写真は名物の一つ、小川での「ザリガニ釣り」の様子です。年長組を中心に小川に集って頑張っています。先生が用意した”あたりめ”をエサに拾った枝でつくった釣り竿で遊んでいる子もいました。バスの先生も一緒に遊んでいます。楽しそうな光景です。(まだ成果は・・聞けていませんがどうなのでしょう?)
 新学期恒例の神社の神様へ「入園」「進級」の挨拶に行っています。クラス毎に行ったり、時間を合わせて大きいクラスが小さいクラスを連れて行く様子もありました。

 写真はうめ組がこねこ組を連れています。年中組に進級したばかりですが、小さい子と歩くとなかなかのお兄さんお姉さんに見えました。
 神社では先生たちが代表でお参りをして、子どもたちはその様子に習って一緒にお辞儀をしたり、手を打ったりしました。
 境内の中を歩くと不思議と少し神妙な雰囲気になる子どもたちでした(^^)。

「今年一年、健康に元気に遊べますように。よろしくお願いします。」
2023年4月14日(金)
登園後の年中さんの後ろ姿です。

進級して少し気が乗らないまま登園してきたYくん(左)でした。すぐに部屋へは向かえずに玄関前の階段に黙って腰掛けました。その後に登園してきたUちゃんがすっと隣に座りました。特に会話をすることもなく二人で柵の方を眺めていました。同じ色の帽子を見て隣に座ったUちゃんですが、この二人は年少の時は違うクラスです。(こどもらんどでは顔見知りだったかもしれません)

どんな思いで二人が座っていたのかは思いを寄せる事しかできませんが、黙って隣にいてくれる仲間がいたからか、しばらくしてクラスの先生が声を掛けると動き出して部屋へ向かっていきました。

何となく気が乗らなくても誰かがそばにいてくれることはそれだけで気持ちが和らぐ様子がありました。暖かな朝のこちらも心が温まった二人の姿でした。
2023年4月13日(木)
 10日に入園式を終え、11日より全園児の登園が始まり幼稚園に賑やかな声が戻ってきました。少し大きめの制服や帽子姿の新入園児や転入児さん。また進級したことで少々緊張気味の子もいましたが何とか登園してきた姿は嬉しかったです。
 園バスで登園してきた子は参道までやって来て神様に挨拶をした後に、大きい子が小さい組の子を園舎まで送り届けてくれます。その背中はちょっとお兄さんお姉さん気分で誇らしそうです。

 実は始業式の時に「今度、小さい子が64人も入ってくるんだよ。困っていたり、泣いていることもあるかもね。どうしたらいいかな?」と問いかけると「助けてあげるよ」とすぐに手をあげた年長のSちゃんでした。その様子に他の子も手をあげていました。「自分が年長になった!」という意識や自信が表情から伺えました。頼もしい限りで、そんな姿に先生たちも甘えさせてもらっています。
妹や弟が入園してきた子は今は園舎が離れてしまっているので「○○(妹)の所に行ってくる」と上履きを持参してお隣の園舎まで様子を見に行く子も何度か見かけました。嬉しそうに向かう姿が印象的です。

そんな新学期の幼稚園に大きなこいのぼりが泳ぎ始めました。今年はあげる場所に困っていたところ、園舎の工事を行っている現場の皆さんが色々工夫してくださって今年も元気にこいのぼりを泳がすことができました。ありがたいことです。けやきの木の新緑の中を泳ぐこいのぼりのように子どもたちもゆったりと幼稚園生活を過ごせるといいな~と願う新学期です。
2023年4月12日(水)
4月10日の月曜日に「小平神明幼稚園 第60回 入園宣誓式」が執り行われました。
天気に恵まれとても心地よい陽気の中、新入の園児64名を迎え入れえることが出来ました。
第60回の入園宣誓式を新しくなったホールで行うという、記念すべき入園宣誓式となりました。年少組の保護者の皆様、ご臨席いただきましてありがとうございました。

開式の前の時間で「神明おやじの会」の会長様より、おやじの会の紹介とスライドショーの上映をしていただきました。この3年間コロナ禍で、中々思うように保護者の方の活動もしていただけませんでした。新型コロナウィルスの流行も少しづつ終息に向かっていますので、保護者の会も活発に活動していただけることを幼稚園としても願っております。保護者が元気で活力のある教育機関は、その施設も元気に活発になっていくと言われています。幼稚園で過ごす3年間が保護者の方たちにとっても実りある3年間でありますように、幼稚園を活用していただけましたら幸いです。

宣誓文朗読の前に理事長先生より少しだけお話がありました。
理事長先生のお話の中で、私が印象に残ったことを紹介させていただきます。

「小平神明幼稚園が開園して60年という歳月の中で、世の中は色々な事が変化しました。その中でも大きく変わったこと、理事長先生が残念だなと思うことは”地域・子どもの生活”から遊びが無くなってしまったということです。遊びは子どもの主食です。幼稚園ではたくさん遊んで、たくさん心や身体を動かしてくださいね」

小平神明幼稚園が大切にしている事は、子どもたちが遊びを通して、色々な物や事象に触れ、生きること・学ぶことへの意欲を高めることです。幼児期の生活が充実感に溢れ、自分の良いところも、悪いところも含めて自分自身を認めることが出来るということが、その後の生涯の基盤になると私たちは信じて保育をしています。

入園式では、主にお部屋・年少の学年の先生の紹介がありました。神明幼稚園にはたくさんの保育者や事務の先生、バスを運転して下さっている保安の先生がいます。少しずつ色々な先生の事も知っていただけましたら幸いです。

改めまして、新入の皆様、ご入園おめでとうございます。3年間、小平神明幼稚園の保育にご理解とご協力をよろしくお願い致します。

さて、昨日は、全園児登園初日でした。進級の子どもたちは、お部屋や保育者が変わり少し不安そうな表情を見せつつも、下の学年の子どもたちを気にかけて過ごす様子が見られましたよ。
年少さんは、初日にしては、朝の様子は落ち着いているように感じました。

これから、生活をしていく中で、ふと寂しくなったり、自分が出せるようになり、登園時に泣く姿もあるかもしれません。どんな姿も子どもの表現の一つとして捉え、保育者が全身で受け止めながら子どもたちが安心できる存在となるよう、関係性を構築して参ります。ご家庭でお変わりの様子などありましたら、担任までお知らせください。

最後になりますが皆様にご報告です。私事で大変恐縮ではございますが、本ブログを担当しています副園長の田中ですが、3月の末に第2子が生まれ、4月より育児休暇を1か月間いただくこととなりました。4月という大切な時期にお休みをいただきます事、申し訳なく思っております。職場の同僚、保護者の皆様、子どもたちに感謝いたします。またゴールデンウィーク後に復帰いたします。育児休業で関わった息子との経験を糧にして保育にも還元していけたらと考えております。
その為、本ブログがゴールデンウィーク後まで更新回数が減ってしまいます。申し訳ありません。ゴールデンウィーク後にまた定期的な更新を開始したいと思います。ご理解の程、よろしくお願い致します。
本日より、令和5年度の保育が始まりました。進級された皆様、ご進級おめでとうございます。月曜日には入園式があります。進級した子どもたちは、「小さい子のお世話をする!」とはりきっていたようです。新入園の子どもたちのお手伝いをしたり、年長さんは幼稚園のお仕事などでも活躍してくれることと思います。進級された子どもたちの1年間の育ちもとても楽しみです。

4月は、懇談会や個人面談など幼稚園にお越しいただく事も多くなっておりますが、新担任との情報共有や保護者の方たち同士の出会いなど有意義な時間となりますよう、ご協力の程よろしくお願い致します。引き続き、小平神明幼稚園の保育にご理解とご協力をよろしくお願い致します。

さて、前回のブログでは、桜の木についてお知らせしましたが、その他にも、春休み中に変化がありましたのでご報告いたします。
春休み中の3月31日に、新園舎給食室に厨房機材が搬入されました。ピカピカの厨房機材。給食室で調理をした際に幼稚園の中に充満する給食の匂いを想像するだけで、お腹が「ぐぅー」っと鳴ってしまいそうです。
※給食室は、新職員室に隣接されています・・・。美味しい匂い漂うなか仕事に集中できるのでしょうか・・・

神明幼稚園では、令和6年の4月から幼稚園型認定こども園として再スタートを致します。それに伴って、給食室を完備し、自園での調理給食に移行致します。保育日は毎日、温かい給食を提供いたします。
中廊下からは、調理する様子を子どもたちも自由に見ることが出来るように、大きな窓を設置しています。子どもたちの食に対する興味を促し、食育にも繋げていきたいと思います。

給食についての情報も、時々、ブログでご紹介できたらと思います。
また、R6年度より、1歳児・2歳児の保育も始まります。(3号認定児のみ)乳児部門についてのご紹介も少しずつしていけたらと思います。今年度も、皆様、よろしくお願い致します。
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