2023年5月12日(金)
〝傾斜〟を使って
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本日は、年中組が東村山中央公園へ遠足に行くことが出来ました。とても良い天気で、遠足日和となりました。お手伝いの保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

私は、年長、年少が残る幼稚園にお留守番しました。

今日、園内を歩いていると、こじか組(旧さくら組)の前のテラスで遊ぶ、こじか組の子どもたちに出会いました。
こじか組の前のテラスは、少し傾斜になっています。子どもたちが、その傾斜を使い、防災頭巾ケース(ローラー付きのケース)に乗って滑り降りるという遊びを展開していました。

「よく思いついたな」と思う反面、プラスチックでできており、割れる可能性もある為、子どもたちの遊びに入り、ケースに乗ることは止めました。

子どもたちに「滑るの、楽しいよね・・・どうしようか・・・」と悩み、段ボールでソリを作り、渡してみると、傾斜を程よく滑り降りることが出来、子どもたちも喜んでくれました。

すると、ソリに気づいて、クラスの子どもたちが数人集まってきました。
「僕も乗りたい!」「私も乗りたい!」とソリはあっという間にぎゅうぎゅうです。

担任保育者も来て、「どうしようかー。」と一緒に考えると、「立って乗れば、ぎゅうぎゅうにならないよ」「僕が乗るから、みんな降りて!」「順番に乗る?」と意見を出しながら、交代で楽しむ様子も見られるようになりました。

乗る人、引っ張る人、後ろから押す人、T君がリレーのバトンを持ってきて”ふみきり”役をすると、続々と友達も”ふみきり”役になり、緩やかな役割をもって楽しむ姿がありました。

一つの遊びの中で、色々なやりとりが年少さんなりに展開されており、見ていてとても面白かったです。

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