2021年11月26日(金)
力を合わせる事
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K君が、園庭の真ん中で可動遊具の板を使って軌跡を作っていました。

保育者「何しているのー?」
K君「今ね、化石を作っているんだ」
保育者「歩いた所に道が出来て面白いね!これ化石だったんだね!」

すると、同じクラスの女の子が二人やってきてT君に声を掛けました。
Yちゃん「何やってるの?」
K君「今、化石作ってるんだ」
Kちゃん「お手伝いしようか?」
K君「うん!」

どうやって手伝うのかな?とみていると・・・
K君の後ろに、YちゃんとKちゃんが連なって、K君を押す形になりました。3人で板を押して、しばらく進んでいくと・・・
今度はT君がやってきました。

T君「何やってるの?」
K君「今、化石を作っているんだよ」
T君「俺も手伝おうか?」
K君「うん!」

するとK君も後ろについて仲間が4人になりました。4人が連なって、園庭を進んでいきます。
動作は”引っ張る”ではなく、”押す”でしたが、まるで「大きなカブ」のように仲間が増えていき、協力する子ども達でした。

大人から見たら合理的な協力方法でなないかもしれません。しかし、子ども達は、確かに協力しているのです。こうして、自分たちで生み出す協力の形に意義を感じました。
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