2021年10月29日(金)
大好きな”にじここ”
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「”にじここ”が温かいのは・・・」(5月6日)

 ”にじここ”(クラス飼いの烏骨鶏)を抱っこすることが出来るようになった、にじ組の子ども達。

H君「”にじここ”ってさ、足が優しいんだよね。鶏小屋のは、足がつんつんしてるんだよ」
Sちゃん「”にじここちゃん”だって、ビックリするときあるよ。そういう時は、足つんつん」
Rちゃん「先生も”にじここちゃん”抱っこしてみて!」
(私も”にじここ”を抱かせてもらいました)
保育者「抱っこしてみると、温かいんだね!!」
Rちゃん「そうだよ。”にじここちゃん”はねぇ、愛されているから、温かいんだよ」

 ”にじここちゃん”への愛情の深さ、生き物への心の在り様によって、身体の変化をここまで繊細に感じ取る事が出来るのだなと感心させられてしまいました。


上記の文章は、私が5月に日誌に書いていた文章です。
”にじここ”(烏骨鶏)は昨年度の年長さんが、鳥小屋で他の烏骨鶏にいじめられていた為、保護したことをキッカケにクラスで飼い始めました。
その”にじここ”が先日より体調を崩し、介護状態となっていましたが、本日未明に亡くなりました。

今年度のにじ組は特に、”にじここ”の事が大好きで、毎日のお世話はもちろん、遊びの時間にも抱っこをしたり、お散歩させたりと、クラスの仲間として関わっていました。
今日も、Rちゃんが亡くなった”にじここ”を大切に大切に抱きながら、「寝ているみたい」「みんなも抱っこしてみる?」と最後の最後まで愛でる姿があり、愛着の強さを感じるのでした。

長期休みの時には、”にじここ”を預かって下さるご家庭もありました。本当にありがとうございました。人間のエゴかもしれませんが、みんなに愛されて”にじここちゃん”も幸せな人生だったのではないかなと、私は感じています。

*写真の1枚目、2枚目は5月の写真です。
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