2021年9月16日(木)
お化け退治
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年少・こやぎ組の子どもたちが園庭の隅っこで、剣や懐中電灯をもってかっこよく警察に変身して、お化け探しをしていました。

保育者「お化けどこかしらー!?」
Sちゃん「先生!お化けを見つけたよー!!」(保育者の頭の上を指さす)
保育者「えー!どこどこ!?」
Sちゃん「クモの巣お化け!」
保育者の頭上にクモの巣がかかっていました
保育者「ぎゃー!!(本気で驚く)やっつけて!!」
子ども達と保育者で持っていた剣で、頭上のクモの巣を崩します。
H君「ここにもクモの巣お化け!!」(地面付近の茂みにあるクモの巣を見つける)
子ども達「やっつけよー!!」(クモの巣を崩していく)
保育者「ふー!危なかったね!」
子ども達「もっとクモの巣お化けやつけるぞー!」
勇んでクモの巣お化け退治に出掛けていきました。

 ごっこ遊びを保育者や友だちと一緒に楽しむ中で、少しずつではありますが、共通のイメージや言葉を楽しむ姿が見られるようになってきました。今回は、“クモの巣をお化けに見立てる”という共通認識を楽しんでいました。
 ごっこ遊びの中でイメージを共有するという事は、大人が思っている以上に難しい事です。頭の中で描いた風景を人に伝えるということは、大人でも難しいですものね。

保育者は、年少さんならではの自由なイメージを大切にしつつ、友だちと共通のイメージを楽しめるように、場所を整えたり、共通の道具を用意したり、子ども同士のイメージが繋がるような架け橋役として遊びの中での援助を模索して関わっています。
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