2020年4月14日(火)
絵本であそぼう!
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家で過ごしていると、「暇だ!」「何か面白いことはないかな!?」と悶々と過ごすことも多くなってきますよね。
幼稚園に通う子ども達に経験してほしい遊びの一つとして“ごっこ遊び”があります。しかし、「お家で“ごっこ遊び”と言ってもどんな事をしたらいいかわからないよ!」というのが一般的ですよね。ままごと遊びでお母さん役を子どもにしてもらって、子ども役やお父さん役を保護者の方がするなんていうのも楽しいですが、やはり長時間行っていくとネタ切れになってしまう事もありますよね。
そこで、今日紹介したいのは、絵本を使って、普段の生活に少しだけ刺激を与えてみるとうい方法です!!

 私が大好きな絵本に、かこさとし著の『どろぼうがっこう』という絵本があります。内容は、ちょっと抜けているどろぼうがっこうの生徒たちが、一人前の泥棒になるために、校長の“くまさかとらえもん先生”に出された宿題に挑戦したり、みんなで遠足に出かけるというお話です。昨年度の子ども達は、『どろぼうがっこう』にでてくる“くまさかとらえもん先生”や“どろぼうがっこうのかわいい生徒たち”に変身するために、水性クレヨン(フェイスペインティング用)を使用して、『どろぼうがっこう』ごっこを楽しみました。

               

 もちろん、いきなり「フェイスペイントを親子で楽しんで!」というのは難易度が高いですよね・・・。(^^;)

 そこで、家庭でも試せる、絵本を使った“ごっこあそび”を紹介したいと思います☆

 まず、初めに紹介するのが『しろくまちゃんのホットケーキ』です。これは、とても有名な絵本ですので、知っている方も多いのではないでしょうか。『しろくまちゃんのホットケーキ』は、ホットケーキを作る工程が絵本の中で出てくるので、『しろくまちゃんのホットケーキ』を読み聞かせた後に「ホットケーキ作ろうか!」の一言で子どもたちの目はきっと輝くはず!!絵本を元に、子ども達に任せながらホットケーキを作っていけば、子ども達は絵本の世界と現実の世界を行き来しながら、なんとも不思議な時間を過ごすことができるのです。



 新年長さんは、昨年度の月間絵本10月号でお配りした、『ウッソースやきそば』という絵本が、子ども達の中でとても人気でした。子ども達の中には「昨日ね、家で焼きそばを作ってね、〈うっそーっす!!〉って言いながら焼きそば食べたんだよ!」と教えてくれた子がいました。幼稚園の給食で焼きそばが出ると「これって世界一おいしい焼きそばなんだよ!うっそーっす!!(失礼、笑)」なんて冗談を言いながら焼きそばを食べる姿がありました。



 子ども達の生活には、普段の生活+αの刺激で、一日を有意義に過ごすことができることがあるようです。子ども達のイメージの世界って無限の可能性を感じますよね。もし、この休みの期間に「こんな“ごっこ”が楽しかったよ!」「絵本の世界が生活と繋がったよ!」という体験談があったら、是非是非!幼稚園にも教えてくださいね!図書館や書店も中々安心して使えない現状はありますが、家にある絵本の中に楽しむヒントがないかな?と探ってみるのも面白いと思いますので、試してみていただけたら嬉しいです☆


年長の先生より
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