2023年6月6日(火)
園舎の建て替え事業によって、幼稚園の自然物も減ってしまった箇所がありますが、それでも自然物がまた力強く新たな芽吹きを見せてくれています。
その一つに、裏山の‟ヤマゴボウ„があります。以前は‟みんなの広場„に生えていましたが、工事に伴なって伐採してしまった”ヤマゴボウ„でしたが、裏山の端っこで新たに芽吹いているのに、Rちゃんが気が付いて教えてくれました。

Rちゃん「せんせい、みて!まえまで ちいさかったのに めっちゃ せいちょう しているよ」
私「本当だ!”ヤマゴボウ„小さいけど、出来てきたね!」
Rちゃん「”ヤマゴボウ„?ごぼう?」
私「食べられないんだけどねぇ。色水作れるんだよ」
Rちゃん「へー でも おおきくなってきたから とらないでね」
私「はーい」

Rちゃんは、以前から「新しい葉っぱ」が生えてきている事に気が付いていたのでしょう。それが、「何の葉」まではわからなかったようですが、小さかった葉っぱが大きくなったことに喜んでいました。日々のちょっとした変化に気づく力は大人よりも子どもの方が優れてるなと感じます。


同じ時間にY君が裏山を掘っていると、小さな竹の子が頭を出しているのに気が付きました。

Y君「あれ!?たけのこが あるよ。なんで こんなところから でてるんだろう」
Rちゃん「わかった!たけのこ ねぼうしたんだ」

たけのこは、進級当初にたくさん出ていたけれど、最近は出てきていなかった。それなのに今出てきた子ということは「寝坊したに違いない」と推理したRちゃん。感じたことを言葉で表現していく姿が素敵だなと感じました。
子どもと過ごしていると、子どもって「おもしろいなぁ~」の連続です。
2023年6月1日(木)
本日は、プール開きがありました。

まだ気温が低く、今日は実際にプールに入る事は出来ませんでしたが、夏のプール遊びでのケガや事故が無いように、お祓いを行っていただきました。
今年度より、新園舎屋上園庭でのプール遊びが実施されます。6月以降は、天気の良い日は、各学年プール遊びを楽しんでいきたいと思います。各ご家庭、水遊び袋の準備や体調の観察等にご協力をよろしくお願い致します。

先日(5月25日)、職員が屋上園庭に集まり、体操の竜崎先生より、プールに入る際の約束として、見守りの人数(職員体制)や気温・水温の管理、プールの水の消毒について等のご指導をいただきました。プール活動は、楽しい活動であると同時に、危険も伴う活動となります。職員一同、楽しい雰囲気と、緊張感をもって、充実したプール活動にしていきたいと思います。

2023年5月30日(火)
年少組の子どもたちの様子を見ていると、少しずつ園生活に慣れ、”遊びも充実してきたな„と思う姿が随所に見られています。

今日は、テラスの前で、”お医者さんごっこ„を楽しむこりす組の子どもたちに出会いました。
その遊びの中心に〝倒れて患者さん〟になるAちゃん、I君の姿がありました。「ごっこ遊び」は、何か事件性があった時に、急に中身にストーリー性が出てきて、遊びが展開され、発展いていく事があります。

一見、受け身的に見える”患者さん„という役が、遊びの主導権を握っていることがあります。今日のAちゃん、I君はまさにそれでした。

AちゃんとI君がテラスを歩き回り、急に体調崩した振りをして倒れ込みます。そして、お医者さんが薬を飲ませたり、聴診器を当てたり、虫眼鏡で確認したり・・・。その間、患者さんは死んだふりをして動きません。しばらく治療をしてもらうと、すくっと立ち上がってまた歩き始めます。AちゃんもI君も中々の演技力です。

お医者さん役をしている子どもたちは、Aちゃん、I君が”いつ倒れるか„と、今か今かと待っているのです。お医者さん役は、Aちゃん、I君が倒れてくれないと、自分の役割りを果たすことが出来ません。

普段は、保育者が”患者さん„になり、子どもたちがお医者さんとして遊びを展開することが多いなかで、こうして、様々な役割を請け負える子がでてくることによって、子ども同士の関りや、遊びの展開も面白くなっていきます。

また、こねこ組の前を通ると、積み木とブロックを組み合わせてつくった”お城のようなモノ„が作られていました。担任に聞くとSちゃんが一生懸命作ったものとの事でした。
作る過程は見ていませんが、出来たものを見るだけでも、Sちゃんがどれだけ熱中して作ったのかは伝わってきます。

友達との関わりでも、ひとりでの遊びでも、幼稚園の生活の中で、”時間を忘れるほど何かに熱中する時間”があると、幼稚園での生活が充実したものになっていきますね。
年少さんのあそびを見て、とても感心させられたひと時でした。
2023年5月29日(月)
 先週の年少組の遠足も無事に行くことが出来ました。
今年はどの学年も天候に恵まれて気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。

年少組の行先は東大和市の「上仲原公園」です。比較的近くの公園ですが、せっかくの幼稚園バスでのお出かけなので、すこし遠くを通ってドライブしてもらってからの公園入りになりました。みんなでドライブは嬉しかったことでしょうね。公園では新しい遊具や広場でダンス(体操の先生も一緒に行ったので踊ってくれました(^.^))を楽しんだり、お弁当の時間も喜んでいたそうです。どんな報告があったでしょうか?お弁当やお迎えのご協力もありがとうございました。また、今回は年中組の方にお手伝いいただきました。大活躍とのこと、感謝しています。
 
 そして、常盤会サークル第2弾”アクセサリーつくり”が開催されました!
おしゃれなイヤリングやピアスつくりを年長組の保護者の方を講師に迎えて行いました。講師の方の柔らかな雰囲気もあり、とても和やかな雰囲気の中で、困ったときは近くの方が支えながら進んでいました。少しずつ形になる様子に「おお~」「なるほど~」と声がもれていました。
 
 子どもたちはよく遊び、保護者の方にも日々のアクセントやリフレッシュになる時間を過ごせるといいですね。
体育サークルと合わせて今後も楽しく過ごせますように。
2023年5月25日(木)
既存園舎の門の壁面前に年少組の子どもたちが集まっていました。
何をしているのかなーと見に行ってみると・・・。
門横の壁面の塗装を子どもたちがペリペリと剝がしていました。
集中した表情で、夢中で壁面の塗装を剥がしていきます。

最初は、劣化した部分が一部が欠けていただけでしたが(10円玉程)、子どもたちがどんどん剥がしていき、巨大な地図のようになっています。
理事長先生も前を通り「うわぁー!!(驚き)わっはっはっはっはっ!(大笑い)」と驚きつつ、楽しみつつ、感嘆しておりました。

私たち人間は、なぜ、”かさぶた”や、”木の実”、”木の皮”など、”かたいもの”や”張り付いた物”がぺリっと綺麗に剝がれると、嬉しくかんじるのでしょうか。本能的なものを感じます。

保育後、理事長先生に「あの壁、どうしましょうか・・・」と声を掛けると、「ちょうど、汚れてたから全部剥がして、塗り直すしかないなぁ。それにしても、友だちと一緒に壁の塗装を剥がすなんて立派だよなぁ!はっはっはっ!」と、理事長先生公認のイタズラとなりました。

この壁が、これからどうなっていくのかも、楽しみです。
※壁はいつか修復致します。
2023年5月24日(水)
昨日は雨天のため、各クラス、室内での活動を行っていました。
ふじ組さんの前を通ると”わらべうた”が聞こえてきましたよ。

今日は「おてらのおしょうさん」を二人組になって遊んでいました。
”わらべうた”は、声を楽器にして拍をとったり、動作をつけて、遊ぶ伝承遊びです。

”わらべうた”も以前は、地域の子どもたちが集まり、大きい子が小さい子を遊びに混ぜながら、伝承されていく遊びでした。しかし、近年は、地域に子ども集団が少なくなり、大きい子どもたちは個人のゲーム機を楽しむ状況となっています。

以前は地域で自然と身についていた遊びも、意識的に活動に取り入れ、クラスの友達とみんなで同じ唄や動作を楽しむ経験もしていけると良いなと思います。
2023年5月22日(月)
今日は、5月に誕生日を迎える子どもたちの”誕生会“を行いました。
昨年度までは感染防止の為、学年ごとに行っていましたが、今年度から年中さん、年長さんがホールで一緒にお祝いをしています。

お誕生のお友達は舞台にあがり、「クラス・名前・何歳になったか」を紹介することが出来ていました。少し緊張する様子もありましたが、みんな上手に言えていましたよ。

”園長先生からのお祝いの言葉”、”絵本のプレゼント”、”お友達からのお祝いの歌とことば”、”保育者からの劇”など、楽しいひと時を過ごすことが出来ていたようです。
※今日の先生たちの劇は「ブレーメンの音楽隊」でした。

ホールでの誕生会後は、お部屋での親子給食も今年度より再開することができました。
コロナ禍で自粛・縮小されていたことも、今年度はすこしずつ、従来の形に戻ってきています。
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