2022年5月20日(金)
年長 遠足へ無事に行って参りました 下山編
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お弁当を食べて、いざ下山!
実は、下山も見どころたくさん、歩く距離もそこそこあるのです。(約1時間)

下山の途中にある薬王院では、天狗にまつわるお面や銅像などの迫力に圧倒される子どもたちでした。”からす天狗”と”大天狗”の違いを見分け、特徴を説明する子どもの姿がありました。途中で、僧侶の方々がほら貝の笛などを吹いて歩く姿も見ることができました。

子どもたちが楽しみにしていた”天狗の腰掛杉”では、子どもたちが、「てんぐどの、てんぐどの、みてござるかね!」と叫ぶと、どこからか「うぉー--」と声が聞こえてきました。
「なんか聞こえた!」と子ども達。上を見上げて「わ!なんか今、気が揺れた気がする!」「天狗の影が見えた!」と子どもたちも現実と虚構の世界を繋げ合わせながら、想像の世界に心を動かす姿がありました。

つき組は、”天狗の好物である蜂蜜をあげたい”とクラスで話し合ってきたようで、ビン詰めの高級蜂蜜を天狗の腰掛杉にお供えしていましたよ。
※”瓶詰めでないといけない”というのがつき組の子どもたちのこだわりポイントだったようです。

その後は、「蛸杉」という”蛸の足”に根の部分が似ている杉の木で「かいうん、おたのん、もうしあげます」と、お祈りをし、ケーブルカーの駅まで歩いてきました。

ケーブルカーは、神明園児が多いこともあり、臨時便を運航してくださり、神明園児で貸し切りケーブルカーに乗せてもらうことができました。

ケーブルカーを降りて、バスまで向かう道中の会話↓
「俺たち、本当に高尾山登ったんだよな」
「そうだよ!帰ったらお母さんに、すごいでしょ!?っていおう。全体ビックリするよ」
「先生、高尾山、最後まで登れたの、本当にすごいと思わない?」

自分たちの力で最後まで歩けたこと。子どもたちにとっては、自信となる出来事となったようです。一つ一つの出来事を積み重ねながら、子どもたちが”自分たちって、結構やるじゃん”そんな気持ち(自尊感情)が芽生えていってくれたら嬉しいなと思います。

早朝の送りや、お弁当づくり等、急な時間変更等、各ご家庭にも多くのご理解とご協力をいただきました。ありがとうございました。子どもたちは、疲れが残っていると思いますので、週末はゆっくりと身体を休めていただけましたら幸いです。

各クラスの詳細は、各担任からのクラスだよりや、写真館さんの写真をお楽しみにしてください。取り急ぎ昨日のご報告とさせていただきます。


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