2021年12月9日(木)
マフラー作り
i0101i0201
年長組であそびの時間にマフラー作りに取り組んでいる子がいます。

マフラーを作っていく過程を見てみると、手が良く働いている事が分かります。子どもたちは、生活や遊びの中で、手を使うことを覚え、だんだん自由に働かせることが上手になっていきます。一度マフラー作りを始めると、子ども達はじっくりと時間をかけて取り組みます。作る遊びは”集中力”も必要とします。

2枚目の写真からもわかるように、年長さんが集中して作ったマフラーは、規則的に毛糸が織り込まれ、目がギュっと詰まっており美しさを感じます。

「先生見て!」と誇らしげに完成したマフラーを見せてくれました。

最初は、何でもないただの毛糸が、自分が手を加えたことによって”マフラー”という実用的な道具になることに手ごたえを感じているようです。

「既製品」を”与えられる”ことが日常の中であふれている現代だからこそ、”自ら求めたものを自分で作り出すこと楽しさと価値”を幼稚園の生活の中で感じる事が出来たらよいなと思います。
All Rights Reserved. Copy Rights 2014 Shinmei Yochien