2021年12月7日(火)
落ち葉の土俵
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 裏山に落ち葉を集めて作った新しい山は、毎日のように新しい落ち葉が足されていきます。そのため、地面はとてもフカフカで転んでも痛くありません。

 つき組の子ども達がやってきました。子ども達は一度、山に登ってフカフカであることを確認すると「相撲しよーぜ!」と声を掛け、押し合いが始まりました。

 落ち葉がなければ怪我をしてしまいそうなほど豪快に投げたり、押したりを楽しむ子ども達。押されて、山の下まで転げ落ちるのも楽しそうです。

 子ども達は、どうなったらケガをしたり、相手が嫌な思いをするかが分かっているのか、「二人で一緒に押すのはなしにしよう!」「服をつかむのはなしな!」「押す時は手はパーだけな!」とよく話し合いながら、相撲をしていました。

 その場(空間)の性質や、仲間との力加減や空気観が共有されているからこそ成立する遊びだなと、関心しながら見ていました。
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