2021年9月24日(金)
考えて行動する
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テラスを歩いていると、泣いているお友だちの声が聞こえてきました。どうやら、転んでしまって、足をぶつけてしまったようです。

保育者が近づいて事情を聴くと、一緒にいたK君が教えてくれました。

K君「おれが最初に転んで、後ろから来たEちゃんも転んだ。おれのせいでEちゃん転んじゃった・・・」
保育者「そうだったんだね。教えてくれてありがとう。ぶつけたところ冷やすから職員室の前まで来れる?」
Eちゃん「うん・・・」

Eちゃんが足を引きずって歩いていると、K君が肩を貸してくれていました。
近くにいたHちゃんも心配して、職員室に行って冷やしたタオルを取りにいき、職員室前にきたEちゃんにすぐに渡してくれました。
K君に私から「担任の先生に伝えられる?」と言うと、担任保育者に事情を伝え、担任も心配して駆けつけてくれました。
 「自分のせいで転んじゃったかも」というK君と、「K君のせいじゃない」というEちゃん。Eちゃんのために、心配して動いてくれたことが嬉しい様子でした。

 ケガも大きなケガではなく大丈夫でした。
 保育者の指示を待つだけではなく、目の前で問題が起こった時に自分なりに考えて行動する姿が素敵だなと感じました。
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