2021年3月15日(月)
神明の節分豆打ちには鬼が現れます
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今年の節分は2月2日、124年ぶりだそうです。神明幼稚園の節分豆打ちには、毎年、赤鬼と緑鬼が現れます。副園長先生がオニの国に「来てください」と電話をしているそうです。オニは、地獄の鬼などと恐れられていますが、これは子どもも含めて人々に対する「悪いことをするなヨ」と云った戒めに使われているのであって、オニにとっては大変迷惑なことと思うのです。他方オニは、神通力を持ち、神様に近い存在として崇められていました。また鬼ごっこにはオニは不可欠な様に、こどもと遊ぶのが大好きなのです。日本人の祖先は、「怖い・神様・こどもの友達」こんなオニをイメージしていたのです。鬼の怖い恐ろしい面のみが強調されるようになったのは、江戸時代以降の様です。
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