2020年6月24日(水)
おひとがた(お人形)を納めて、願いを込めて
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6月の30日(晦日)は、半年に一回の大祓い(おおはらい)で、神明宮の参道には大きな茅の輪(ちのわ)が設置されます。園児は保育者とともに茅の輪を「はらえたまえ・きよめたまえ・さきわえたまえ」と称え言葉を言いながら、左・右・左とぐるぐると回ってから神社に向かいます。
人々の切なる願いにより昔から伝えられてきた、神社と関係した幼稚園ならではの行事です。今年は世界中の「コロナ禍」で、園児たちの身近に感染者は出ていないかもしれませんが、幼稚園はまだ全員が登園することが出来ていません。こども心にどのようなことを一番切実にお願いしたのかは判りませんが、この様な不安定な状態も、何かしら反映しているのではないかと思います。世界のコロナ禍が、一日も早く鎮静に向かいますことを願わずにはいられません。
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