2020年2月6日(木)
とんど焼き
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 小平神明宮の「とんど焼き」が、1月19日(日)、幼稚園のグランドで行われました。暮から正月初詣にかけて神社に納められた古神札・御守・縁起物、神棚の注連縄、門松飾り、輪飾り等をお焚き上げします。神社としましては「とんど焼き」が終わると、納められ(お預かりしている)焼納物がようやく無くなり、ホット一安心します。
 この「とんど焼き」は、「どんど焼き」「左義長(さぎちょう)」などとも言われ、小正月の頃に行われる「お正月の神様送り」」の行事で、日本各地に様々な形で伝えられています。
 グランドの真ん中に「とんど」が作られ、周囲に古神札や注連縄・門松飾りなどがうず高く積み上げられ、真ん中に松玉と御幣が立てられました。神事の後、火打石で熾した忌み火が点火され、とんど全体が火に包まれました。風の無い穏やかな天気で、900人分ほど用意した「繭玉」も全部なくなりました。
 この「とんど焼き」は、①「神様事」に関係した可燃物に限る「規則」を守って、少量化に努めていただくご協力があってこそ継続可能です。②前日の「とんど作り」、当日早朝からの「繭玉作り」など、神社役員さんはじめ氏子の方々のご奉仕で行われています。また、③近隣にお住まいの方々のご理解があって成り立っています。
 今年一年の皆様方のご健祥とご多幸をお祈りしつつ、一年でも長くこの行事が続けていける事を願います。
                        小平神明宮宮司 記
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