2019年7月8日(月)
お泊り保育に行ってきました
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 7月4日~5日、年長さんならではの「お泊り保育(サマースクール)」に行ってきました。一泊ですが、仲間と先生たちとだけで山間の宿に泊まる体験です。年中・少さんは休園で、全職員が付き添います。
 あいにくの雨でしたが、「お母さんとしばらくのお別れ」のトラブルもほとんど無く、観光バス2台で幼稚園を出発。翌日の天候の回復を願って、五日市の「養沢センター」に直行しました。お母さんのお弁当を食べ、「雨の日スケジュール」で、「八王子市サイエンスドーム」に行き、科学展示やプラネタリューム上映を見学しました(なんと、今年の年長さんが初めてです!!)。宿舎に戻り、合羽を着て養沢川の川原へ。川に入ることはしませんでしたが、川原の小さい石をいくつかお土産に拾いました。仲間とお風呂に入り、夕食をすませ、雨も上がったので、お楽しみのキャンプファイヤーです。渓谷の闇に包まれた、大自然の中での体験です。火の神様から「あきらめない火」「力を合わせる火」「やさしさの火」の三つの火をいただきひとつのファイヤーに点火。「燃えろよ燃えろ」を唄い、「火の子」になってキャンプファイヤーの回りで踊りました。布団を敷き詰めてクラス全員で寝るのに大喜び、何人か寝付きにくい子はいましたが、保健室のお世話になる子は出ず、皆ぐっすり眠りました。
 翌朝早く目覚めた子たちも静かに我慢。仲間と協力して布団をたたみ、朝の支度。計画の6号路(琵琶滝コース)も大丈夫そう。安全のため各グループに複数の職員が付きます。こども達ともグループでまとまって登る約束です。こども達は励ましあい、いたわりあい、頑張りあって、皆登りきりました。弱音を出さず前に前に進む子たちに、「自分を超えよう」とする頼もしさを感じました。
 おうちではご家族に甘えたりする姿もあるのでしょうが、「こうした場」では、自分をコントロールして皆のために行動する力を持っていること、きっと保護者の方が様々支えてくださっているのだということを痛感し、年長さんのこれからの育ち合いがより楽しみになったサマースクールでした。
 ご家族のご協力ありがとうございました。       園長
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