2018年7月10日(火)
おかいこさま
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 神明の子たちは、昆虫やいろんな生き物を飼育していて、豊富に「生命との対話」をしています。
 カイコが5令になって、桑の葉っぱを旺盛に食べています。   
 養蚕農家では、部屋中カイコ棚に占領されて、人間は通路に寝返りを打たないように小さくなって寝たといわれます。桑の葉を切らさないように与えること、雨に濡れた葉っぱは与えないことなどは、子どもたちも加わった仕事でした。
 カイコは、貴重な絹糸をとるために人間が品種改良を重ね、 「おかいこさま」ともいわれて大切に飼育されてきた、自然状態では生きていけない虫です。それだけに子どもたちの飼育観察には適しています。
 間もなく糸を吐いて繭を作るでしょう。(写真)
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